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翻訳ソフトでISIS戦闘員と会話するアカウント、ネットで話題 -【はてなの風景29】



ISIS戦闘員らしき人物とツイッターで対話している様子は、「Togetterまとめ」にまとめられています。記事下の関連リンクから辿れますので、お時間のある方は訪ねてみて下さい。ある日本人のユーザーが「日本は十字軍に参加していない」と言及すると、「しています, 知らないの? あなたは馬鹿」などと返信されています。対話は日本語で、戦闘員とみられる人物は翻訳ソフトを使っているとのこと。「私には分からない事がたくさんある。日本語で教えてくれることに、あなたに礼を言う」と話しかけると「どういたしました」と返答がありました。

戦闘員とみられる人物からも「ありがとう」という言葉が見られ、翻訳ソフトを使った交流にネット上で注目と感想が集まっています。はてなブックマークのコメント欄から、いくつかご紹介します。


「インターネットできると世界とつながる!と言われて久しいが、いざ舞台が整っても本当に世界の異なる立場の人と話そうとする人なんて本当に希少だ」

「本題とは関係ないけど、日本人のひとも翻訳アプリにかけやすい文体を選んでる感じが独特の雰囲気を出してる」

「これ偽物じゃないのかとは思ってるんだけど」

「米軍が作ったアルパネットがこんな未来を開くということ自体は、奇跡のように賞賛されていいのかもしれない。結局は使う人間なのだなということか。今や翻訳ソフトで会話できるんだものなあ」

「どんなに相手の身勝手に怒り心頭しても、或いはそれ故に対話の緒を絶ってはことが進まないのねぇ。''SNS時代ならではの''ってあっさり言ってるけど凄いことだよね」

「日本語-アラビア語の、翻訳ソフト・Webサイトの精度がゴイスー」

「対話が成立していて素晴らしい」


とのことでした。

ISIS戦闘員のおはなし - Togetter


Title Photo by Rodney Campbell

文: 新野漸

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