友人を驚かせ、敵を脅かしましょう。マイクロソフトの公式サイトで配布されている「BlueScreen Screen Saver」は、Windowsにエラーが発生した際に表示される「死のブルースクリーン(BSOD)」と呼ばれる青いエラー画面を再現するスクリーンセーバーです。2006年以前から配布されているそうですが、3月8日からはてなブックマークが集まっています。
▽ BlueScreen | Microsoft Docs
このスクリーンセーバーを起動すると、青いエラー画面が再現されるだけでなく、システムから実際に取得された情報や起動画面も表示されます。突然この画面が現れたら、パソコンに詳しい人でもパニックになりそうです。Webサイトには「Bluescreen を使用して、友人を驚かせ、敵を脅かしましょう」という公式らしからぬ一文もあります。
CNETの2006年11月17日に公開された記事によると、このスクリーンセーバーはもともとソフトウェア会社「Winternals Software」が、Windowsのシステム管理やトラブルシューティングのために公開していたツールのひとつだそう。2006年11月にマイクロソフトが同社を買収したことから、マイクロソフトのサイトで公開されているそうです。
はてなブックマークのコメント欄では、「公式が病気だ」「実行してみたけど心臓に悪いw」「パンクなソフトウェアだ!」などの感想が寄せられています。編集部スタッフの1人は実際に設定した後、「最近はブルースクリーンに出くわすことがなくなってきたのですが、いざスクリーンセーバーが起動すると、スクリーンセーバーだと分かってはいてもどきっとしました」と話しました。
BlueScreen Screen Saverの動作環境は、Windows XP以降、Windows Server 2003以降です。セキュリティソフトによってはウィルスとして検知され、インストールできないこともあるそうです。