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「選挙カーは使いません」候補者のブログに反響 -【はてなの風景70】



「山下たけおり」は、選挙カーの使用は致しません

山下たけおりさんは株式会社ドワンゴなどを経て、千代田区議に立候補した30歳です(現在は無職)。この記事で山下さんは「山下たけおりは、騒音を撒き散らす選挙カーの使用や電話依頼、選挙ハガキを使うなどの選挙活動は致しません」と宣言しています。選挙カーは「”今の時代”にそぐわない」とし、「赤ちゃんが起こされる、夜勤明けに寝れないような選挙カーの騒音は迷惑そのもの」と断じています。

この表明に対して、はてなブックマークのコメント欄にたくさんの意見が集まりました。おおむね、賛成の声が多いようです。いくつかご紹介します。


「若者『これはいい!支持する』→でも選挙いかない 老人『誰にいれようかなぁ。この名前選挙カーが言ってるの聞いてたな、これにいれよう』→結果選挙カーが当選」

「今日は朝から選挙カーが通りまくってうるせーので、この方針は支持したい。金もかかる要因だし狭い道路のジャマだしの」

「支持する。ついさっきも近所で『しっかり戦って参ります!』とか言ううるさい選挙カーいたけどお前は何と戦ってるんだって言いたくなったわ」

「これは有権者の問題でもあるので、選挙を情から理にする一歩としてかんばってほしいです」

「いいと思うけど、本質は公約の内容だよね」

「選挙に興味が無い層ほど支持されるだろうね」

「選挙カーが悪いんじゃねえよ。選挙カーで名前くらいしか言えねえルールが悪いんだよ。選挙のルールに不満持つのは結構だが、ルールを制限する方向の施策に喜んでるとそのうち普通選挙がなくなるぜ」

「これはこれで選挙カーを最大限に利用したPR活動といえるなw」

「この方針は支持したいが、『選挙カーを悪いと思わない世代』が有権者の多数派で、さらに既存の政治家も選挙カーを使わない選挙活動に賛成しなければ改正は難しいだろうなぁ。最低賃金1000円を思い出す」

「政策を見る人がほとんどいないのだから、知名度や印象を高めることだけが目的の選挙運動になってしまう。これまで各候補者を中身を見ず、党名の消去法で投票してきたが、このままで良いのか疑問を感じている」


とのことでした。


Title Photo by Ippei Suzuki

文: 新野漸

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