RPG「ドラゴンクエスト」をテーマにした観客参加型のライブエンターテインメント「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」が今夏、さいたまスーパーアリーナをはじめとする全国5大アリーナで開催されます。最新の映像テクノロジーと身体芸術を融合させ、ゲームの世界に飛び込んだような空間を作り出すとのこと。1988年に発売された「ドラゴンクエストIII」をベースに、勇者ロトの誕生をさまざまな演出で描きます。
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「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」は、第1作の発売30周年を記念した日本初のオリジナルアリーナショーとして、7月22日(金)から8月31日(水)まで開催されます。ショーの主役は“観客自身”だそう。プレイヤーが主人公に名前を付けて世界を旅するという「ドラゴンクエスト」のコンセプトと同様、観客自身が主人公だと感じられる演出を目指し、人が名前を付けるときの“思い”にスポットを当てるとのことです。魔王に挑むパーティは、勇者、ヤンガス、パノン、アリーナ、テリーの5人。ストーリーのベースは「ドラゴンクエストIII」ですが、I~Xまでの主人公やキャラクターも登場します。
観客はさまざまな場面でショーに参加することが可能。強大な力を持つ魔王の衣をはがす「光の玉」と呼ばれるアイテムは、観客自身の手によって登場するそうです。
演出を担当するのは、数々のテーマパークでショーの演出を手掛けている金谷かほりさん。ステージデザインはイギリスの建築家でもあるレイ・ウィンクラーさん、映像ディレクターは大型建築のプロジェクションを専門とするバート・クレサさんです。脚本は、仮面ライダーシリーズの脚本や舞台脚本も手掛けている毛利亘宏さんが担当します。
※デザイン・コンセプトのイメージ画のため、実際の舞台とは異なる可能性があります。
会場はさいたまスーパーアリーナ(埼玉県さいたま市)、マリンメッセ福岡(福岡県福岡市)、名古屋 日本ガイシホール(愛知県名古屋市)、大阪城ホール(大阪府大阪市)、横浜アリーナ(神奈川県横浜市)の5つ。全39公演で、約40万人を動員する予定です。
<各会場の開催期間>
- さいたまスーパーアリーナ(12公演):7月22日(金)から7月31日(日)まで
- マリンメッセ福岡(5公演):8月5日(金)から8月7日(日)まで
- 名古屋 日本ガイシホール(5公演):8月12日(金)から8月14日(日)まで
- 大阪城ホール(8公演):8月18日(木)から8月22日(月)まで
- 横浜アリーナ(9公演):8月26日(金)から8月31日(水)まで
主人公である勇者と、会場を盛り上げるトルネコ役はオーディションで選出するとのこと。勇者の応募資格には、45歳以下で身長165cm以上の男女と記載されています。オーディションでは「実技審査」も実施。応募締め切りは2月29日(月)必着です。
▽ http://dragonquestlive.jp/audition/
チケット価格は、S席が大人9,500円、子供7,500円。A席が大人7,500円、子供5,500円(すべて税込み)です。各プレイガイドで4月23日(土)から一般発売が始まるほか、先行発売も実施しています。詳細は公式サイトをどうぞ。