「新選組の沖田総司が実は女だった」という独特の視点で展開する、劇作家・つかこうへいさんの名作を題材にした舞台「新・幕末純情伝」が、6月から東京と大阪で順次上演されます。主役の沖田総司を演じるのは、2015年にSKE48を卒業し、本格的に女優としての活動を始めた松井玲奈さん。演出は、長年つかさんのプロデューサーを務めた岡村俊一さんが手掛けます。
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「幕末純情伝」は、幕末の京都を舞台に展開する作品。幼いころから“男”として育てられた“女”の沖田総司を中心に、近藤勇や土方歳三、坂本竜馬をはじめとする志士たちが生きた動乱の時代を描きます。1989年にPARCO劇場(東京都渋谷区)で初演を迎えて以来、これまでに藤谷美和子さんや広末涼子さん、石原さとみさん、鈴木杏さんなどさまざまな女優が主役を務め、繰り返し上演されてきました。今回は、つかこうへい七回忌特別公演「新・幕末純情伝」として、6月23日(木)から7月24日(日)まで2都市3会場を巡ります。
松井玲奈さんを抜てきした理由について、演出の岡村さんは「見た目の可憐さとは裏腹に、内面に潜む女優としての狂気に期待している」とコメント。その他の出演者は順次発表される予定で、実力のある男性キャストが集結するとのことです。
主催は、ミュージカル「テニスの王子様」などを制作するネルケプランニングと、松井さんの所属事務所であるGrick。チケットの一般発売は5月14日(土)の予定です。
「新・幕末純情伝」公演概要
<会場・公演期間>
- 東京・天王洲 銀河劇場:6月23日(木)~7月3日(日)全14公演
- 東京・紀伊國屋ホール:7月6日(水)~7月17日(日)全13公演
- 大阪・梅田芸術劇場メインホール:7月22日(金)~7月24日(日)全5公演
<チケット料金>
- 天王洲 銀河劇場:S席(1階席・2階席)6,800円/A席(3階席)5,800円
- 紀伊國屋ホール:6,800円
- 梅田芸術劇場メインホール:S席(1階席・2階席)6,800円/A席(3階席)5,800円
(全席指定・税込)※未就学児童入場不可