春からの新生活で自炊を始めるなら、ぜひそろえておきたいのがフライパンです。大きさや素材、価格帯などさまざまなバリエーションがあるので、自分に合ったものを選びたいですよね。選び方のポイントや、一人暮らしにおすすめのフライパンを紹介します。
■ フライパンの材質の違いは?
<フッ素加工のフライパンと鉄のフライパン、どちらがいい?>
▽ http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20141216/1061799/
日経トレンディでは、かっぱ橋道具街の道具店に聞いたフライパン選びのコツを紹介しています。フライパンの材質には、アルミニウム、鉄、ステンレス、セラミック、チタン、銅などがあります。一般家庭でよく使われるのは、フッ素加工されたアルミニウム製のフライパン。こびりつきにくく手入れが簡単というメリットがある一方、1~2年程度でフッ素加工がはがれてしまうため、耐久年数は短くなります。鉄製などフッ素加工されていないフライパンは保温性や耐久性に優れているものの、使用後に毎回手入れが必要です。
料理を頻繁にする人は、鉄製フライパンの手入れ方法を覚えて長く使うのもいいかもしれません。あまり料理をしない人、手入れまで短時間で済ませたい人は、フッ素加工されたものの方が手軽に扱えそうです。上記のエントリーでは「こげつきにくい、長く使える、ステーキが美味しくできる、炒め物にまんべんなく火が通る」という条件を満たす、おすすめのフライパンを紹介しています、
<メニューに合わせて材質を選ぶ>
材質は、作りたい料理に合わせて選ぶこともできます。藤田金属株式会社の「フライパン物語」では、鉄やアルミニウム、ステンレスといった材質別に“得意料理”を紹介しています。
- 鉄製フライパン
- ステーキ、チャーハン、餃子、酢豚などにおすすめ。ふっくら仕上がり、肉はジューシー、野菜はシャキシャキに
- アルミニウム製フライパン
- パスタ、リゾット、アクアパッツァ、ソース類などにおすすめ。軽いのでフライパンを振って調理する際に扱いやすい
- フッ素加工されたアルミニウム製・ステンレス製フライパン
- オムレツ、パンケーキ、ムニエルなどにおすすめ。こびり付きにくく、オムレツなどやわらかいものをひっくり返す際に型崩れしにくい
■ 最適な大きさは? いくつ買う?
▽ 2/4 一人暮らしに揃えたい基本の調理器具 [一人暮らし] All About
All Aboutが一人暮らしでそろえたい調理器具を紹介しているこちらのエントリー。フライパンを1つだけ買うなら、さまざまな料理に使える直径20cm以上のものをおすすめしています。お弁当のおかずなど少量の調理用には、直径15cm程度のものもあると便利です。
フライパンや鍋をしまう収納スペースが狭いという人におすすめなのが、上記のエントリーで紹介されている「ウォックパン」。中華鍋とフライパンの中間のような深型タイプで、炒める、焼く、煮る、ゆでるといった調理ができます。1つだけ選ぶなら、このようなタイプもいいですね。
Title Photo by Jessica Spengler