任天堂は、1983年に発売された家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」の“手のひらサイズ”版「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を、11月10日(木)に発売します。本体には、当時人気を集めた名作ゲーム30タイトルをあらかじめ収録。HDMIケーブルに対応しているほか、USBケーブルから給電できます。希望小売価格は5,980円(税別)です。
▽ ファミコンが、手のひらサイズで”再”登場! | トピックス | Nintendo
ファミコンの愛称で親しまれてきたファミリーコンピュータが再び登場です。見た目は当時のまま、本体サイズを約60%まで縮小。おなじみのコントローラーも変わらぬデザインで、サイズのみ小さくなっています。パッケージも当時のデザインのままです。
カセットを差し込むことはできないものの、本体にはファミコンが登場した1983年から1993年までに発売された厳選タイトルを30本収録。1人でじっくり遊べるものや2人で盛り上がりながら楽しめるもの、アクションゲームからロールプレイングゲームまで、懐かしの名作が詰まっています。収録タイトルは以下の通りです。
- 「ドンキーコング」1983/7/15(任天堂)
- 「マリオブラザーズ」1983/9/9(任天堂)
- 「パックマン」1984/11/2(ナムコ)
- 「エキサイトバイク」1984/11/30(任天堂)
- 「バルーンファイト」1985/1/22(任天堂)
- 「アイスクライマー」1985/1/30(任天堂)
- 「ギャラガ」1985/2/15(ナムコ)
- 「イー・アル・カンフー」1985/4/23(KONAMI)
- 「スーパーマリオブラザーズ」1985/9/13(任天堂)
- 「ゼルダの伝説」1986/2/21(任天堂)
- 「アトランチスの謎」1986/4/17(サンソフト)
- 「グラディウス」1986/4/25(KONAMI)
- 「魔界村」1986/6/13(カプコン)
- 「ソロモンの鍵」1986/7/30(テクモ)
- 「メトロイド」1986/8/6(任天堂)
- 「悪魔城ドラキュラ」1986/9/26(KONAMI)
- 「リンクの冒険」1987/1/14(任天堂)
- 「つっぱり大相撲」1987/9/18(テクモ)
- 「スーパーマリオブラザーズ3」1988/10/23(任天堂)
- 「忍者龍剣伝」1988/12/9(テクモ)
- 「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」1988/12/24(カプコン)
- 「ダウンタウン熱血物語」1989/4/25(テクノスジャパン)
- 「ダブルドラゴンII ザ・リベンジ」1989/12/22(テクノスジャパン)
- 「スーパー魂斗羅」1990/2/2(KONAMI)
- 「ファイナルファンタジーIII」1990/4/27(スクウェア)
- 「ドクターマリオ」1990/7/27(任天堂)
- 「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」1990/10/12(テクノスジャパン)
- 「マリオオープンゴルフ」1991/9/20(任天堂)
- 「スーパーマリオUSA」1992/9/14(任天堂)
- 「星のカービィ 夢の泉の物語」1993/3/23(任天堂)
※発売日・メーカー名はファミコン版発売当時におけるものです。
画面設定機能で切り替えられる「アナログテレビ」モードでは、ブラウン管テレビ独特の“ボケ味”と走査線を再現できるそう。また、リセットボタンを押した時点の進行状況が「中断ポイント」として保存されるので、途中でゲームを止めたくなったときに便利です。「中断ポイント」はゲームごとに4つまで残せます。
電源は本体と同時発売される専用ACアダプターのほか、USBに対応する市販のACアダプターが使用できます。USBケーブルから給電できるため、テレビにUSB接続端子が付いている場合、ACアダプターをコンセントに接続する必要はありません。
▽ https://www.youtube.com/watch?v=3GQ02nXQQiM
発売を記念し、過去に任天堂のコンテンツ内で公開されていたゲームバラエティー番組「ゲームセンターCX」の特別企画の中から、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」に収録されているタイトルを扱った回がYouTubeに登場しています。当時の懐かしい思い出に浸りながら発売を待つのもいいかもしれません。