集英社の少女マンガ誌『りぼん』の付録に注目した展覧会「LOVE♥りぼん♥FUROKU 250万乙女集合!りぼんのふろく展」が、京都国際マンガミュージアム(京都市中京区)で12月8日(木)から開催されます。総計1,000点以上の付録や雑誌などを展示するほか、付録の原画となった貴重なイラストを公開。「星の瞳のシルエット」の柊あおいさん、「グッドモーニング・コール」の高須賀由枝さんによるトークイベントも行われます。
▽ http://www.kyotomm.jp/event/exh/lovefuroku.php
1955年に創刊された『りぼん』は、1994年に少女マンガ誌史上最高の発行部数となる255万部を記録。人気を誇る理由の一つには、多くの読者を夢中にさせた付録の存在が挙げられます。
同展では、少女マンガ誌全体の流れも捉えつつ、同誌の黎明期から現在までの“付録文化”の変遷を追うとのこと。付録に使用されたイラストとして、池野恋さん、水沢めぐみさん、柊あおいさん、吉住渉さん、さくらももこさん、矢沢あいさん、高須賀由枝さんによる約35点の原画も展示されます。
会期中には、マンガ家を招いたトークイベントとサイン会も実施。2016年12月17日(土)には「星の瞳のシルエット」「銀色のハーモニー」を描いた柊あおいさん、2017年1月22日(日)には「グッドモーニング・コール」「グッドモーニング・キス」の高須賀由枝さんが登壇し、作品にまつわるエピソードを紹介します。2016年12月8日(木)には、京都国際マンガミュージアムの研究員によるギャラリートークも。いずれも定員が設定されており、当日先着順で参加できます。
会期は2016年12月8日(木)から2017年2月5日(日)まで。開館時間は午前10時~午後6時(最終入館は午後5時30分)です。毎週水曜日と、2016年12月28日(水)から2017年1月4日(水)までは休館します。入場は無料ですが、同館への入館料が別途必要です。詳細はサイトをどうぞ。
「星の瞳のシルエット」(c)柊あおい/集英社
「グッドモーニング・コール」(c)高須賀由枝/集英社