消雪パイプなどを販売するジオテクサービスはサイト上で、「昭和38年豪雪の記録写真集」を公開しています。写真の撮影場所とみられる新潟県長岡市では当時、最深積雪318センチメートルを観測しました。
▽ 昭和38年豪雪の記録写真集 | ジオテクサービス株式会社
写真は、新潟県長岡市で撮られたとみられます。ジオテクサービスによると、撮影者は既に退職しており、正確な撮影日時や場所は不明とのことです。
写真からは、バスよりも高く積もった雪や、2階の窓を玄関代わりにしている様子などが分かります。1961年(昭和36年)に長岡市で始まったとされる「消雪パイプ」の写真もあります。
昭和38年1月豪雪は、1962年(昭和37年)12月~1963年(昭和38年)2月に発生した記録的な豪雪です。北陸地方を中心に広い範囲で降雪が持続。新潟県長岡市で318センチメートル、富山県高岡市で225センチメートルの最深積雪を観測しました。鹿児島県阿久根市でも積雪が38センチメートルに達しました。
▽ 昭和38年1月豪雪 昭和37年(1962年)12月~昭和38年(1963年)2月