日本気象協会が運営する天気総合ポータルサイト「tenki.jp」に、宇宙から捉えた関東甲信地方の写真が掲載されました。度重なる大雪の影響で、山梨県の甲府盆地は地形が分かるほど真っ白に。2月17日午後11時時点の積雪量は、甲府市で47cm、河口湖で102cmとのことです。2月18日(火)の関東甲信地方はおおむね晴れの予報ですが、北風が強く気温も低いため、雪を解かしきるにはまだ時間がかかるとしています。
▽ http://www.tenki.jp/forecaster/diary/motoasa/2014/02/17/7971.html
関東甲信地方の衛星画像は、2月17日午後1時ごろに撮影されました。記録的な大雪を観測した山梨県は、甲府盆地の形が分かるほど雪に覆われています。多くの車が立ち往生した群馬県の碓氷峠や、群馬県から東京都の多摩地方にかけてのエリアでも積雪の様子が確認できました。
同協会によると、2月17日午後11時時点の積雪量は、甲府市で47cm、河口湖で102cm、碓氷峠に最も近い長野県軽井沢町で81cm、群馬県前橋市で23cm、埼玉県秩父市で52cm。雪が解けるにはまだ時間がかかるとしていますが、日差しがあると屋根などに積もった雪が緩んで滑り落ちる危険性が高まり、軒下を歩く際などは頭上に注意するよう呼び掛けています。
甲府市と前橋市は2月20日(木)に雪が降る予報です。しかし2月17日時点の予想資料では、低気圧の進むコースがやや南に下がったことから、2月に2週連続で観測したこれまでのような大雪になる可能性は低いとのこと。同協会は、低気圧のコースのわずかな違いで降り方は大きく変わると説明するとともに、最新の気象情報を確認するよう促しています。