気軽に食べられる回転寿司もおいしいですが、臨時収入が入ったとき、結婚記念日、大事な人をもてなすときなどは、奮発して“回らないお寿司”をカウンターで食べませんか? しかし、目の前で職人に握ってもらうのはどうしても緊張するもの。いざお店に行ってから戸惑わないよう、理想的な注文の順番や手でうまく食べるコツ、ネタの旬などを調べてみました。
■ さて、注文……何から食べればいい?
マグロ、コハダ、イカ、ウニ、玉子……。ずらりと並ぶネタは、何から食べればよいのでしょうか?
▽ 寿司屋ではどんな順番で注文するべき?寿司の理想的な食べる順番とは・・・!? - ぐるなび みんなのごはん
ぐるなびのエントリーでは、お寿司を食べる際の一般的な順番をまとめています。“通”だとされているのは、淡白なネタ、脂身の濃いネタ、巻き寿司の順。味の濃い食材から食べ始めると味覚が鈍ってしまうため、ヒラメやタイなどの白身からスタートし、赤身、光物、玉子といった順で注文します。ただし、あくまでも“一般的な順番”であり、あまり神経質になる必要はないとのこと。迷ったときはカウンターにいるスタッフさんにお任せするのもおすすめです。
■ お寿司の“粋”な食べ方
▽ CHAPTER6 いよいよ実践!粋に寿司が食べられるか?|初めての回らないお寿司|日立ソリューションズ
無事に注文が済み、目の前でお寿司が握られたらいよいよ口に運びます。このとき、使うのは「手」でも「箸」でもどちらでも大丈夫とのこと。
手で食べるメリットは、お寿司の形を崩さずに食べられること。お寿司を左に倒して(左利きの人は右へ)親指と人差し指でネタとシャリを軽くはさむようにつかみ、少しだけしょうゆを付けます。食べるときはネタを下にして口に入れます。
箸で食べる場合も、箸先でお寿司を倒してから平行にはさみ、少量のしょうゆを付けます。箸は手より崩れやすいので、注意が必要とのこと。
■ “ネタ”の旬を知ってもっとお寿司を楽しもう
▽ http://www.tatsumi-sushi.jp/neta/
▽ 旬の魚
旬の魚は、脂が乗っていたり濃厚な味わいが楽しめたりと、その季節だけの風味を感じられます。春はムラサキウニやサヨリ、夏はハモや太刀魚、秋はサンマやイクラ、冬はフグやブリ――。旬の魚を知っておくと、注文の際に便利です。
■ 通ぶると嫌味に? 寿司用語
▽ 寿司用語 | 味楽寿司 |
▽ あなたはいくつ知っていますか?「知っときねぃ!寿司用語」(インフォグラフィック) - ぐるなび みんなのごはん
寿司屋では、独特な“用語”が使われています。例えばしょうゆは「ムラサキ」と呼ばれています。ワサビは「ナミダ」、最後に出るお茶は「アガリ」、玉子は「ギョク」など。ほかの飲食店でもよく使われている「お愛想」は会計のこと。お店のスタッフが客に用いる言葉で、客側が使う言葉ではないそうです。
お店で客がこうした用語を使うのは「たとえ意味があっていても通ぶるのは嫌みな印象に」なるとのこと。むやみに使うのは避けた方がいいかもしれませんね。
Title Photo by Chun Yip So