雨の季節が来ると、淡く色付いた花びらを咲かせるあじさい。あじさいの名所と呼ばれる場所では、6月から7月にかけて見ごろを迎えます。あじさいをより楽しめそうな関東・関西のスポットをはじめ、家でゆったりと鑑賞したい人に向けたあじさいの飾り方をピックアップしました。見た目や味でも楽しめる、あじさいをモチーフにした和菓子も紹介します。
■ あじさいを見にいく
▽ 関東あじさい名所・見頃~東京・鎌倉・箱根・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬
▽ 関西あじさい名所・見頃~京都・大阪・兵庫・滋賀・奈良・和歌山
お出掛け情報サイト「30min.」では、関東と関西で有名なあじさいのスポットを紹介。各スポットの概要だけでなく、あじさいの見ごろや種類など、押さえておきたい情報も掲載されています。「あじさい寺」とも呼ばれる神奈川県鎌倉市の明月院では、6月末まで青や紫のあじさいを約2,500株楽しめるとのこと。あじさいの名所である京都府宇治市の三室戸寺では、6月29日(日)までライトアップを実施します。
以下のエントリーでは、明月院以外で見られる鎌倉エリアのあじさいの名所が紹介されています。ガイドを参考にしながら、あじさい巡りの観光を楽しんでみるのもいいかもしれません。
▽ 鎌倉Today - 鎌倉紫陽花の名所ガイド
■ あじさいを飾る
▽ 【特集|花屋のまかない】第4話:紫陽花の季節には・・・。 – 北欧、暮らしの道具店
花屋で買ったあじさいは、根元に少し工夫をすると長く楽しめるようになるそうです。まず根元の部分を斜めにカットし、茎の中の白い綿をかき出します。次に鉛筆を削るように根元の皮をハサミでむき、先端を尖らせます。下準備ができたら、たっぷりの水に漬けましょう。これだけで花の鮮度が違ってくるそうです。
あじさいは1輪でも十分にボリュームがありますが、他の花と一緒に生けることで、魅力がぐっと増します。相性がいいのは、ブルーベリーのような枝もの。まずは枝ものから花瓶に飾り、枝の隙間にあじさいを1輪ずつ挿していきます。枝分かれしている部分に引っ掛けるようにすると、バランスが取りやすくなります。
■ あじさいを食べる
▽ 404 Not found | 「とらや」「TORAYA CAFE」
▽ Blogger
とらやでは、半生菓子「紫陽花」を6月下旬まで販売しています。そぼろ状にしたあんで小倉羹をはさみ、蒸し上げたという一品。3色の組み合わせは、花の色が移ろう様子を思い起こさせます。しっとりと口の中に広がる白小豆の風味が楽しめるそうです。
▽ 豊島屋・季節のおすすめ
鳩サブレーで知られる豊島屋では、7月上旬までの限定商品として、金平糖「あじさいだより」を用意。あじさいに見立てた上品な色がそろっています。
▽ http://www.h5.dion.ne.jp/~isofuu/
▽ 初夏の和菓子・紫陽花(あじさい)の上生菓子・錦玉羹製 - Yahoo!ショッピング
磯子風月堂が販売する季節限定の生菓子「錦玉紫陽花(きんぎょくあじさい)」は、寒天に水あめや砂糖などを加えて煮詰めた錦玉羹を使う一品。白あん入りで、錦玉羹のつるんとした食感を楽しめるそうです。きらきらとしたその見た目は、雨に濡れたあじさいのようにも映ります。
Title Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)