芸術家・岡本太郎さんをテーマにしたアートニュースサイト「PLAY TARO」が、岡本さんの誕生日である2月26日(木)にオープンしました。「太郎と向き合い、真正面からぶつかっている人」を、著名なクリエイターから無名の若者まで幅広く紹介していくとのこと。オープニングとして、タレント・きたろうさんやイラストレーター・タナカカツキさんらを招いたインタビューなどが公開されています。
▽ PLAY TARO | 太郎と遊ぶ、太郎で遊ぶ。岡本太郎を中心とした新しいアートサイト
PLAY TAROというサイト名には、「太郎と遊ぶ、太郎で遊ぶ」という意味だけでなく、「太郎を再生させる」との思いも込められています。同サイトをプロデュースする公益財団法人 岡本太郎記念現代芸術振興財団は、サイトを「リアルタイムで岡本太郎と“ぶっつかる”メディア」と表現。“ぶっつかる”は岡本さんが生前によく使っていた言葉だそうで、岡本さんと「ぶっつかる」ことは、岡本さんと「闘う」ことでもあると説明しています。
サイトでは、まだ発表されていない岡本さんの作品や文章、言葉などを公開する予定とのこと。“太郎で遊んでいる”または“太郎と遊んでいる”と思うクリエイターやタレントへのインタビューなども掲載します。さらに、サイトを通して岡本さんと“命がけで真剣に遊ぶ”とはどういうことなのかを考え、再び“今を生きる人たちを触発”していくとも説明。ゆくゆくはPLAY TAROというサイトそのものが最新の“岡本太郎の作品”になることを目指すとしています。
オープニングに用意されたコンテンツには、絵本『みんなの太陽の塔』(小学館)やカプセルフィギュア「コップのフチの太陽の塔」など、太陽の塔で“遊びまくり”だというタナカカツキさんを招いた対談などを用意。岡本さんをリスペクトする著名人が語るコンテンツには、きたろうさんが登場しています。
- 作者:タナカカツキ
- 出版社/メーカー: 小学館クリエイティブ
- 発売日: 2014/10/16
- メディア: 単行本