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「やり遂げたよ、最後まで」走り抜けた6年――μ's“18人”で紡いだファイナルライブ



ラブライブ!Official Web Site | ラブライブ!μ’s Final LoveLive!〜μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜

開演前から東京ドームの見切れ席いっぱいまでカラフルなペンライトで埋め尽くされたライブ2日目は、この日のために制作されたオリジナルのアニメ映像からスタート。これまでのワンマンライブの会場が大きなモニターに次々と映し出され、最後に東京ドームが登場すると、客席からは大きな歓声が沸き起こります。そしてμ'sの1stシングル「僕らのLIVE 君とのLIFE」のアニメーションPV(プロモーションビデオ)が始まり、いよいよ2日目のライブが開幕。高坂穂乃果たちμ'sがPVで身に着けている衣装をまとったキャスト9人が登場すると、ファンの大きな声援が会場内を包みました。

2曲目「僕らは今のなかで」を歌い終えると、μ'sのメンバーはライブにかけるそれぞれの思いを交えながら自己紹介。高坂穂乃果役の新田恵海さんが「今の私たちなら、何だってやれる。どんな夢だってかなえられる。そんな気がしています。今日は今まで生きてきた中で最高の日になると確信しています」と力強いメッセージを送ると、ファンは各々の掛け声やペンライトでそれに応えます。

続いて、アリーナ席を囲むように設置された花道などで「夏色えがおで1,2,Jump!」「Wonderful Rush」「友情ノーチェンジ」を一気に披露。9人を乗せたトロッコがアリーナ後方まで移動すると、スタンド席のファンは近くのキャストに歓声を送り、キャストは手を振りながら笑顔で応えます。幕間には、キャストへのインタビューを通してこれまでの活動を振り返る映像「μ’s Chronicle」も上映。プロジェクト初期の話や他のキャストと初めて顔を合わせたときのエピソード、ワンマンライブの思い出などが数回に分けてスクリーンに映し出され、μ'sを最近知ったという人でも彼女たちの歩みを知ることができる内容でした。

映像が終わると、キュートなメイド服風の衣装に着替えた9人が再び登場。「もぎゅっと“love”で接近中!」をはじめ、淡い恋心を描いた「baby maybe 恋のボタン」や楽しさが弾ける「Music S.T.A.R.T!!」を次々と披露しました。アニメ使用曲のメドレーは、モニターに映し出されたPVとキャストの動きがシンクロした「ユメノトビラ」からスタートし、「ススメ→トゥモロウ」「Wonder zone」「これからのSomeday」「Love wing bell」と一気に駆け抜けます。

ライブの中盤からは、ユニットコーナーに突入。新田さん、南ことり役の内田彩さん、小泉花陽役の久保ユリカさんによるユニット・Printempsの「WAO-WAO Powerful day!」が始まると、客席のペンライトが各キャストのイメージカラーであるオレンジ・白・緑に染まります。MCコーナーでは、この光景を見た新田さんが「昨日も圧巻の“野菜スティック”だったんだけど、今日もまた一段とヘルシーだね」と3色の色合いを“野菜スティック”に例える場面も。3人がファンに声を掛けるたびに、あちこちで“ヘルシー”なペンライトが揺れます。

続いては園田海未役の三森すずこさん、星空凛役の飯田里穂さん、東條希役の楠田亜衣奈さんによるユニット・lily whiteが登場。風船を思わせる衣装に身を包み、大人の雰囲気を漂わせた「思い出以上になりたくて」などの3曲をしっとりと歌い上げます。MCでは、ちょうど東京で桜が満開になったことから「この東京ドームも桜で満開にしたい」というアイデアが飛び出し、ピンクと白のペンライトを桜に見立ててドーム中に何万本もの“桜”を咲かせるという客席参加型の交流もありました。

最後に登場したのは、絢瀬絵里役の南條愛乃さん、西木野真姫役のPileさん、矢澤にこ役の徳井青空さんによるBiBi。「Cutie Panther」「PSYCHIC FIRE」「錯覚CROSSROADS」を次々に披露し、客席の盛り上がりもピークに達しました。

ライブ後半は、劇場版「ラブライブ!The School Idol Movie」の挿入歌「Angelic Angel」からスタート。PVと同じ和装や髪型で登場した9人は、手にした扇子を使った華やかなパフォーマンスで客席を魅了します。「だってだって噫無情」ではステージ上に火柱が上がるなど、情熱的な演出でファンを盛り上げました。

続いて、3組に分かれて劇場版「ラブライブ!The School Idol Movie」の挿入歌を次々と披露。「Hello,星を数えて」では飯田さん、Pileさん、久保さんが海外の街頭を思わせるステージセットで歌い、「?←HEARTBEAT」ではサングラスを掛けて登場した南條さん、楠田さん、徳井さんによるコミカルな演出に歓声が上がりました。「Future style」では、制服姿の新田さん、内田さん、三森さんが元気いっぱいにステージの上を飛び跳ねます。

TVアニメ2期のオープニングテーマ「それは僕たちの奇跡」が始まると、ライブはいよいよラストスパートへ。2015年に全国各地で開催されたファンミーティングツアーでも披露された「ミはμ'sicのミ」は、“みんなで作るμ'sの歌”としてファンの意見を取り入れながら制作された楽曲。この日はファンとのタイトルコールでスタートし、会場は大きな一体感で包まれました。そのまま怒涛の勢いで「Super LOVE=Super LIVE!」「No brand girls」「KiRa-KiRa Sensation!」と続くと、客席からのコールもこの日一番のボリュームに。「SUNNY DAY SONG」では事前に振り付け講座もあり、ファンもμ'sと一緒になってライブ本編最後の1曲を踊ります。

アンコールは「START:DASH!!」からスタート。「Snow halation」では、新田さんのソロパートで客席のペンライトが白からオレンジへと瞬時に切り替わるおなじみの光景も見られました。東京ドームが一斉にオレンジ色で満たされていく様子は圧巻の一言です。

「Oh,Love&Peace!」「どんなときもずっと」ではトロッコに乗り込んだ9人が、アリーナをぐるりと1周。スタンド席の客席にも目線を合わせ、何度も手を振りながら「ありがとう」と呼び掛けます。ファンも楽しそうに、時には惜しむかのように手を振り、あちこちでカラフルなペンライトが揺れます。

そしてステージへ戻った9人は、ファンに向けて1人ずつあいさつ。飯田さんは自身の演じる凛に向けて「凛ちゃん、見てましたか? 私やりきったよ!」と報告します。南條さんは「最初の出会いは確かに1枚の紙の上に描かれていたイラストだったかもしれないけど、6年間みなさんが一生懸命応援して、大好きでいてくれた結果、私たちが出会った9人の女の子は、同じ時間を生きる女の子として命をもらったと思っています。今日が過ぎてもあの9人はどこかで楽しく過ごしているって、そんな気がしています」とコメント。内田さんは「『ラブライブ!』、最初は不思議な作品だなと思ったけど、『ラブライブ!』じゃなきゃできないこと、今日ここでできたなって本当に思っています。これからもみなさんの心に、私たち9人、メンバー9人をずっとずっと宝物のように閉じ込めておいてください」と、一言ずつかみしめるようにメッセージを送ります。

東京ドームでのライブについて、不思議と怖くなかったと口にする新田さん。それはμ'sの9人と穂乃果たち9人、そして何より「ラブライブ!」を愛してくれるファンがいるからだと話します。そして「μ'sは、限られた時間の中で精いっぱい輝く、そんな女の子たちです。これからは少し形を変えていくかもしれません。でも、この輝きはずっと続いていくんです。みんながμ'sのことを、『ラブライブ!』のことを、ずっとずっと大好きでいてくれたら。しばらくこういう形では会えなくなるかもしれないけど、私たちはずっとμ'sです」と続けると、ファンからは歓声が上がり、自然と拍手が起こります。最後は「約束はちょっとまだできないけど、私たちは、絶対にまたみんなに会いたいと思ってる。それは“18人”同じ気持ちだと思っています。また会うその日まで、みんな!『ファイトだよっ!』」と締めくくると、再び大きな声援が会場に響きました。

新田さんによる「μ's、ファイナルシングル。『MOMENT RING』」の言葉で始まった“最後”の曲。キャストは涙を見せず、笑顔を浮かべながら、ファンにも「いっぱい笑顔みせてね!」と呼び掛けます。

そして始まったダブルアンコール。ステージから大きな花のつぼみが現れ、花が開くと、μ'sの9人が登場します。ファイナルライブを締めくくる「僕たちはひとつの光」は、劇場版「ラブライブ!The School Idol Movie」のラストに流れる楽曲。ここから離れたくないという気持ちをにじませつつも、前に進むと決めた意思の強さが伝わる、旅立ちをテーマにした1曲です。歌詞にもあるように、楽しかった過去へと時間を巻き戻すよりも「いまが最高!」と、μ’sはファンと一緒になって声を上げます。

曲が終わった後もBGMは続き、自然とファンによる合唱が起こります。その歌声に包まれるように、円になって肩を組みながら「ありがとう」「楽しかった」と声を掛け合う9人。新田さんがファンに送った「みなさんと出会えて、『ラブライブ!』に出会えて、メンバーのみんなと出会えて、本当に幸せな6年間でした。『μ’sic Forever』。これからも、もっともっとよろしくお願いします!」というメッセージが歓声に溶け込んでいきます。最後にもう一度キャスト全員とファンの「いまが最高!」という声がドーム中に響きわたり、μ'sが駆け抜けた“6年間”は幕を下ろしました。

ラブライブ!μ's Final LoveLive!~μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪~

<公演概要>

会場:東京ドーム
日程:3月31日(木)・4月1日(金)

<出演者>
  • μ’s
    • 高坂穂乃果役:新田恵海
    • 絢瀬絵里役:南條愛乃
    • 南ことり役:内田彩
    • 園田海未役:三森すずこ
    • 星空凛役:飯田里穂
    • 西木野真姫役:Pile
    • 東條希役:楠田亜衣奈
    • 小泉花陽役:久保ユリカ
    • 矢澤にこ役:徳井青空

セットリスト(4月1日)

01:僕らのLIVE 君とのLIFE
02:僕らは今のなかで
03:夏色えがおで1,2,Jump!
04:Wonderful Rush
05:友情ノーチェンジ
06:もぎゅっと”love”で接近中!
07:baby maybe 恋のボタン
08:Music S.T.A.R.T!!
09:ユメノトビラ
10:ススメ→トゥモロウ
11:Wonder zone
12:これからのSomeday
13:Love wing bell
14:Dancing stars on me!
15:Happy maker!
16:WAO-WAO Powerful day!
17:NO EXIT ORION
18:sweet&sweet holiday
19:思い出以上になりたくて
20:ふたりハピネス
21:春情ロマンティック
22:Cutie Panther
23:PSYCHIC FIRE
24:錯覚CROSSROADS
25:Angelic Angel
26:輝夜の城で踊りたい
27:だってだって噫無情
28:Hello,星を数えて
29:?←HEARTBEAT
30:Future style
31:それは僕たちの奇跡
32:ミはμ’sicのミ
33:Super LOVE=Super LIVE!
34:No brand girls
35:KiRa-KiRa Sensation!
36:SUNNY DAY SONG
<アンコール>
01: START:DASH!!
02:Snow halation
03:Oh,Love&Peace!
04:どんなときもずっと
05:MOMENT RING
<ダブルアンコール>
01:僕たちはひとつの光

文: あおきめぐみ

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