2010年12月15日から12月21日までの1週間に出版された新刊の中から、はてなブックマークで注目を集めている書籍を紹介します。俳優の水嶋ヒロさんこと齋藤智裕さんの『KAGEROU』、「共有」の経済を解説した『シェア』、著名プログラマーのエッセイを集めた『プログラマが知るべき97のこと』の3冊。さっそく見てみましょう。
■『KAGEROU』 齋藤智裕（水嶋ヒロ） 著
▽ ＫＡＧＥＲＯＵ｜小説・文芸｜本を探す｜ポプラ社
第5回ポプラ社小説大賞を受賞した『KAGEROU』が、ポプラ社から出版されました。著者は、俳優の水嶋ヒロさんこと、齋藤智裕さん。有名俳優の受賞や高額賞金の辞退などで注目を集めた話題の一冊です。2010年12月22日現在、Amazonでは、本のベストセラー商品ランキング1位となっています。
■『シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略』 レイチェル・ボッツマン、ルー・ロジャース 著
- 作者:レイチェル・ボッツマン,ルー・ロジャース
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: ハードカバー
共有による経済「シェアリング・エコノミー」を解説した書籍『シェア』がNHK出版から出版されました。「こんなサービスがあったのか」と驚いてしまうほど多くのサービスが引き合いに出され、シェアリング・エコノミーが紹介されています。「所有」から「共有」へ。時代の潮流を感じることができそうです。iTunes Storeで電子版を購入することもできます。
■『プログラマが知るべき97のこと』 ケブリン・ヘニー 編
世界の著名プログラマーによるエッセイ集『プログラマが知るべき97のこと』がオライリージャパンから出版されました。自身の経験を元に、プログラミングにおいて大事なこと、さまざまなテクニック、勉強法などについて語っているとのこと。日本語版には、小飼弾さんの「見知らぬ人ともうまくやるには」、まつもとゆきひろさんの「名前重要」といった書きおろしも収録されています。
The photo is by "Ben+Sam".
