絶版マンガの配信サービス「Jコミ」を運営するマンガ家の赤松健さんが、新たに有料制のサービス「Jコミ・プレミアム」を発表しました。10月1日（土）にベータテストを開始します。
▽ （３４） 有料制「Ｊコミ・プレミアム」のβテストを、１０月１日から開始！ - (株)Ｊコミックテラスの中の人
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「Jコミ・プレミアム」で配信されるのは、絶版になった成人向け作品やボーイズラブ作品です。「Jコミ」と同様、配信する作品内に広告ページを挿入し、広告料の純利益を作者に全額渡します。加えて、原作者と同人作家の合意を得て合法化した既刊の“エロパロ同人誌”の収集と公開も行います。こちらの純利益は、原作者と同人作家の折半になるとのことです。
また「Jコミポイント」というポイント制度が導入されるほか、ユーザー同士の交流の場や、特定のマンガ家の応援団が作れるSNS機能が充実するそうです。「Jコミ・プレミアム」に申し込むと、フリー版「Jコミ」の作品をより高画質で閲覧できます。フリー版「Jコミ」と、「Jコミ・プレミアム」の掲載作品は、それぞれ別のページに表示されるとのことです。利用料金は月々105円の予定です。年齢確認を兼ねて、クレジットカードで決済されます。
はてなブックマークのコメント欄には、「うお、凄い。赤松さん面白いなあ」「プレミアム加入します」「電子出版を一番わかってるのは、もしかしてここなんじゃ（w」など、期待の声が寄せられています。
4月12日に正式公開された「Jコミ」は、絶版マンガを無料配信し、そこから得た広告収入を作者に還元する事業およびWebサービスです。9月16日現在、103タイトルが公開されており、総ビューワ閲覧数は590万を超えています。
