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「SASUKE」を制作したモンスター・ナインが破産 経営者は「筋肉番付」生みの親



(株)モンスター・ナインほか1社 | 倒産速報 | 最新記事 | 東京商工リサーチ

モンスター・ナインは、「筋肉番付」や「スポーツマンNo.1決定戦」などのスポーツバラエティを手掛けた樋口潮さんが経営する制作会社です。「SASUKE」や「KUNOICHI」といったテレビ番組の企画制作をはじめ、格闘技イベントの企画運営などを展開していました。関連会社のデジタルナインでは、“筋肉で音楽を奏でる”をコンセプトに掲げたオリジナルミュージカル「マッスルミュージカル」の公演を運営していました。

東京商工リサーチの倒産速報によると、同社はテーマパークのオープンなどで業績を拡大し、2010年3月期の年商は24億円ありました。一方で、度重なる資金投下で資金繰りが悪化し、取引先への未払いや粉飾決算などの問題が起きていたとのこと。2010年には2006年に開園した「お台場マッスルパーク」を、2011年8月には前年にオープンしたばかりの「千歳マッスルパーク」を閉園していました。

文: タニグチナオミ

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