ゆるキャラさみっと協会が主催する「ゆるキャラグランプリ2011」で最下位になった、長野県南箕輪村のご当地キャラクター「まっくん」が、はてなブックマークでじわじわと注目を集めています。“日本一人気のないキャラクター”と自虐的なアピールをしている「まっくん」とは、どんなキャラクターなのでしょうか?
▽ http://www.vill.minamiminowa.nagano.jp/kanko/matsu/index.html
▽ http://www.yurugp.jp/ranking.php?start=341&uk=
南箕輪村役場が運営する観光情報サイトに、「まっくん」の特集ページが開設されています。「まっくん」は、南箕輪村にある大芝高原のイメージキャラクターとして1994年に誕生し、2005年には南箕輪村のキャラクターに昇格しました。「ゆるキャラグランプリ2011」では、わずか68ポイントしか獲得できず、最下位の348位となりました。
特設サイトに掲載されているプロフィールによると、アカマツの妖精「まっくん」は、松ぼっくりをモチーフにした年齢不詳の男の子です。苦手なものは「マツケムシ」、気になるものは「トウモロコシ」とのこと。まっくんのほかに、非公式キャラクターとして魔法看護少女「赤松リン」と、世界征服を狙う謎の一族「ザイセン一族」が紹介されています。彼らは、ご当地キャラクターとは思えない赤裸々なやりとりをまとめた「まっくんサクセス・ストーリー」に登場しています。
ユニークなサイトの内容に、はてなブックマークのコメント欄には、「泣ける」「馬鹿すぎる(笑)」「全然サクセスしてないw」などの感想が寄せられています。
ちなみに、2月17日現在公開されている特設サイトはあくまで“つなぎサイト”で、新たに「まっくん真・公式サイト」が公開された時点で閉鎖する予定とのことです。