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熊本と大分で“経験したことのないような大雨” 気象庁の「記録的な大雨に関する情報」とは



http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/000_00_662_20120711214129.html(7月12日午前6時41分 気象庁予報部発表)
見出しのみの短文で伝える気象情報の発表について (PDF)

気象庁予報部が発表したのは、大雨へのさらなる警戒が必要だと判断した際に、本文を記述せず短文で伝える「見出しのみの短文の気象情報」です。記録的な大雨が発生した際は“これまでに経験したことのないような大雨”などと表現し、気象台が「非常に危機感を抱いている状況」であることを伝えます。

気象予報士の片平さんによると、記録的な大雨に関する情報は、降水量や洪水の危険性などから判断し、目安として「50年に1度」のレベルを超えるような大雨の際に発表されます。

今回「これまでに経験したことのないような大雨」を観測しているのは、熊本県の鹿本菊池、阿蘇地方、大分県の中部と西部(大分市、日田市、竹田市)を中心とした地域です。解析雨量では、同じ地域で1時間に100ミリ前後の「猛烈な雨」が続いている場所があります。日付が変わってから5~6時間の雨量が500ミリを超える地域もあることから、土砂災害や浸水被害への“最大級の警戒”を呼び掛けています。
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気象庁予報部は7月12日午前10時46分、九州北部地方や四国地方で、あと数時間は1時間に80ミリを超える「猛烈な雨」が降る地域があると発表しました。また、7月13日(金)にかけて、西日本と東日本および東北地方の広い範囲で、局地的に「非常に激しい雨」となる見込みです。
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/000_00_662_20120712014617.html(7月12日午前10時46分 気象庁予報部発表)

文: あおきめぐみ

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