日本気象協会は10月3日(水)、2013年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測を発表しました。それによると、西は少なく東は多い「西少東多」で、関東や東北、北海道は前年に比べて2~5倍の花粉量になる見込みです。
▽ 日本気象協会
花粉の飛散数は、前年の夏の気象が大きく影響します。2012年の夏の日照時間は、西日本は平年より少なく、東日本は平年より多く、気温や雨量など他の条件からも、来春の花粉量は「西少東多」と予測されます。
また、花粉の飛散数は、多い年と少ない年が交互に現れる傾向があるとのこと。2012年は、大飛散となった2011年の翌年であることから、花芽の形成が少なく、飛散数は全国的に例年並みか例年より少ない年でした。これにより、その翌年にあたる2013年の花粉量は、多くなると予測できます。
なお、詳細な情報は「2013年春の花粉飛散予測資料」として販売されます。