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和歌山電鉄、猫の「たま駅長」を“社長代理”に任命 功績と“勤続30年”を評価



http://www.wakayama-dentetsu.co.jp/president/130105.html

たま駅長は1月5日に行われた就任6周年の記念式典で、駅長業務や同電鉄のイメージアップなどに貢献したとして、社長代理に任命されました。式典には、たま駅長の唯一の部下で、2012年に“駅長代理”に就任したニタマも出席。たま駅長に花束ならぬ花カツオの束をプレゼントし、花を添えたとのことです。

小嶋社長は、人間年齢1歳を猫年齢5歳で計算すると、たま駅長の就任6周年は勤続30年になると説明。これについて「勤続30年でついにナンバー2に昇進です。もしたま駅長が人間なら、私は迷わず社長に推挙しているでしょう」とたま駅長の功績を評価しました。たま駅長就任後、同鉄道の年間乗客数は増加。2008年には和歌山県に対する経済効果が11億円と査定されました。小島社長は現在の経済効果について「それをはるかに超えている」と推測しています。

たま駅長は、貴志駅で育った1999年生まれのメスの三毛猫です。2007年に貴志駅の“駅長”に任命され、2008年には「スーパー駅長」として同社の課長職に就任。2009年からは執行役員を務めることになり、グループ会社の中でも異例のスピード出世を果たしました。

文: あおきめぐみ

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