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大学での勉強とは? やっておくべきことは? 恋愛は? 大学新入生にオススメのエントリー10選


■ 勉強し、多様な価値観に触れ、好きなことを見つけよう――新入生へのアドバイス


これから大学に入学する新入生のために - かねどーのブログ

最初に紹介するのは、新入生が陥りがちなパターンとその対策について書かれたkanedoさんのエントリーです。kanedoさんは、よくあるパターンとして「勉強することを放棄してしまう」「一つの部活やバイトに強く拘束され、それを大学生活の大半にしてしまう」の2点を指摘。その上で、大学と高校の勉強の違いについての説明や、オススメの学問分野とそれに関する本の紹介に加え、「外」に出てさまざまな価値観に接するべきだとアドバイスをしています。また、学費免除や奨学金といった各種補助の利用についても触れています。

今年早稲田を卒業する俺が新入生にアドバイスしたい

早稲田大学の学生が書いたと思われるはてな匿名ダイアリーのエントリーでは、一人暮らしや大学生活についてのアドバイスが書かれています。住居や大学周辺の飲食店の情報は早稲田大学の新入生向けですが、生活の知恵や人間関係に関しては、大学を問わず参考になるかもしれません。

社会人の俺が考えた最良の学生生活プランを教える:キニ速

こちらのエントリーでは、社会人が大学生へ助言している2ちゃんねるのスレッドがまとめられています。「絶対にやっといたほうがいいのが恋愛」「バイトはやらない方がいい」「それよりは勉強をしっかりやったほうがいい」などとした上で、「もっとも重要なことは、学生時代に自分の好きなことを見つけること」と主張すると共に、その方法を解説しています。

京都大学新聞社/Kyoto University Press » エリート×起業家×ニート 新入生キャンペーン2010講演会録(2010.05.16)

こちらは京都大学で2010年に開催された講演会を、文字に起こしたものです。起業した辻野貴志さん、ニートになったphaさん、NPO法人の理事長になった山崎貴弘さんと、京大を卒業して三者三様の道を歩んでいる登壇者たちの、新入生へのメッセージです。

■ 「自ら学ぶ」――新入生に贈る勉強法&オススメ本リスト

ここまで紹介したエントリーでは「勉強」や「読書」の重要性が繰り返し説かれています。そこで、読書や勉強について参考になりそうなエントリーをいくつか紹介します。


Leo's Chronicle: 東大で学んだ「勉強」の意味-「教わる」から「学ぶ」へ

東京大学理学部を卒業したTaro L. Saitoさんは、勉強は教わるものではなく「自ら学ぶものだ」と東大で学んだそうです。上記のエントリーでは、東大に伝わるこの「秘伝」を実体験とともに紹介しています。

(保存版)新入生のためのスタディ・スキルまとめ 読書猿Classic: between / beyond readers

書評や勉強方法についてのブログ「読書猿Classic: between / beyond readers」の新入生向けのエントリーでは、同ブログで紹介してきた勉強方法などをまとめています。膨大なエントリーの数々が「探す」「覚える」「読む」「書く」「考える」「動機付ける」「マスターする」といった項目に分類されているので、気になるところから読んでみるとよいでしょう。

東大、京大、北大、広大の教師が新入生にオススメする100冊: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
大学教師が新入生にすすめる100冊: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

多様なジャンルのスゴ本(すごい本)を紹介する人気ブログ「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」では、大学新入生にオススメの100冊をまとめたエントリーが2つ、別の切り口で書かれています。「東大、京大、北大、広大の教師が新入生にオススメする100冊」では、大学新入生への推薦図書からランキングを制作。「大学教師が新入生にすすめる100冊」では、大学新入生への推薦図書をもとに、筆者が選出した「読まねばリスト」が公開されています。

■ 「僕は頭がよくなかった」なんて決め付けるのはまだ早い

最後に、新入生に向けて書かれたエントリーではありませんが、学生にとって参考になりそうな、はてなブックマークを多く集めている2つのエントリーを紹介します


僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかった - しのごの録

Webサイト「reddit」に寄せられた、「僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかった」と悩む高校生への“ちょっと長めの返信”を和訳したものがこちらのエントリーです。「昔は、自分はMITに行けるものだといつも思っていました。でも、その可能性はゼロに等しいんだという厳しい現実が明らかになってしまいました」という高校生に対し、返信では次のような勇気付けられる言葉が書かれています。

君は、自分は燃え尽きてしまった、あるいは、燃え尽きてしまうかどうかの岐路に立っているという風に感じています。でも実際には、燃え尽きることにするかしないかを決断する岐路に立っているのです。これが決断であるということを認めるのは怖いことです。なぜならそれは、君にはなにかをする責任があるということですから。でも、それは力が湧いてくる考え方でもあります。君にできるなにかがあるということですから。

誰も君のことなんか見てない。 - CNTR - Community Magazine

クリエイティブ・ディレクター/プランナーの松倉早星さんは、自身が学生時代に受けた「誰も君のことなんて見てない」というアドバイスを学生に向けて紹介しています。「誰も君のことなんて見てない」からこそ、何をしたって怖くはない、「1回も勝負しないでビビる必要はない」と松倉さんは主張しています。

Title Photo by sabamiso

文: 古関崇義

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