アニメ映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの総監督を務める庵野秀明さんが、スタジオジブリのアニメ映画最新作「風立ちぬ」で、主人公の声を担当します。「ずっとしゃべりっぱなし」という役柄で、歌うシーンもあるとのこと。まさかの“抜てき”に、はてなブックマークには「えっ！？」「笑えば良い...のか？」など、戸惑いの声が多く集まっています。
▽ 宮崎駿監督作品 『風立ちぬ』 堀越二郎役で庵野秀明が声の出演 | 株式会社カラー
▽ キャラクターと声の出演 - 映画『風立ちぬ』公式サイト
7月20日（土）公開の「風立ちぬ」は、原作・脚本・監督を宮崎駿さんが、音楽を作曲家の久石譲さんが担当する作品です。庵野さんが演じるのは、主人公の堀越二郎。出演のきっかけは映画プロデューサー・鈴木敏夫さんからの電話で、宮崎監督からのアプローチもあったそうです。
同作の公式サイトに掲載された庵野さんのコメントによると、オーディション後の宮崎監督は「見たことないくらいニコニコ」とした満面の笑みを浮かべていたとのこと。せりふは多くないということで引き受けたそうですが、歌やフランス語、ドイツ語のシーンもあったことから「完全にだまされた！」と思ったそうです。役作りは意図的にしておらず、注文もほぼなかったそう。アフレコ中の宮崎監督はとても喜んでいる様子だったとして、「それだけでよかったなと思います」と収録を振り返っていました。
はてなブックマークのコメント欄には「そうきたか…。のっけから規格外の話でとても驚いている。楽しみでもあり、不安でもあり…」「主人公はさすがに想定外」との驚きや、「この二人、ほんと仲良しだねぇ。エヴァはやく！とは思うけど、宮崎駿さんの新作の楽しみが増えたかも」という期待など、さまざまな反応が集まっています。
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