自作航空機を開発するメディアアーティスト・八谷和彦さんの個展「OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」が、東京都千代田区の3331 Arts Chiyodaで開催されます。会場では、アニメ・マンガ作品「風の谷のナウシカ」に登場する乗り物「メーヴェ」をイメージした機体も展示。会期は7月13日(土)から9月16日(月・祝)までです。
▽ 八谷和彦 個展「OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」:3331 Arts Chiyoda
▽ OpenSky
八谷さんは、1人の人間が実際に乗れる飛行装置を開発・試作する「OpenSkyプロジェクト」を2003年に立ち上げました。機体は「風の谷のナウシカ」に登場するメーヴェを参考に試作。2013年には、ジェットエンジンを搭載した試験飛行が行われる予定です。
展示会「八谷和彦 個展『OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―』」では、プロジェクトの歩みを紹介する記録映像や写真などを展示します。最新の機体「M-02J」のほか、強力なゴムの力で滑空飛行ができる機体「M-02」も公開。さらに、空中を羽ばたく飛行機「デルタ・ツイスター」を作るワークショップ、宇宙を本気で目指す大人たちを招いたトークイベントなど、“空がぐっと近くなる”企画も用意されています。
会場は3331 Arts Chiyodaのメインギャラリーです。開催時間は正午~午後7時(最終入場は午後6時半)。休館日は毎週火曜日と、8月13日(火)から8月16日(金)までです。入場料は大人が500円、大学生・高校生が300円、中学生以下が無料です。