「2014年本屋大賞」のノミネート作品が、1月21日(火)に発表されました。和田竜さんの『村上海賊の娘』など10作品がノミネートされています。
▽ 本屋大賞
▽ 本屋大賞 (@hontai) | Twitter
「本屋大賞」は、新刊書の書店員が選ぶ「面白い本」「薦めたい本」の賞です。2014年本屋大賞では、2012年12月1日~2013年11月30日の間に刊行された日本の小説が対象です。ノミネートされた作品は以下の通りです。
- 長岡弘樹『教場』(小学館)
- 中村文則『去年の冬、きみと別れ』(幻冬舎)
- 岩城けい『さようなら、オレンジ』(筑摩書房)
- 辻村深月『島はぼくらと』(講談社)
- 森見登美彦『聖なる怠け者の冒険』(朝日新聞出版)
- いとうせいこう『想像ラジオ』(河出書房新社)
- 万城目学『とっぴんぱらりの風太郎』(文藝春秋)
- 和田竜『村上海賊の娘』(新潮社)
- 木皿泉『昨夜のカレー、明日のパン』(河出書房新社)
- 柚木麻子『ランチのアッコちゃん』(双葉社)
『想像ラジオ』は第149回芥川賞の候補でした。著者のいとうせいこうさんは、俳優やラッパーとしても活動しています。『村上海賊の娘』は、映画化された『のぼうの城』などで知られる和田竜さんの最新作です。
大賞作品は、4月8日(火)に発表されます。2013年は『海賊とよばれた男』、2012年は『舟を編む』が大賞に選ばれています。