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2015年は“大型連休”と皆既月食が楽しめる 国立天文台、暦要項を発表



平成27年(2015)暦要項を発表 | 国立天文台(NAOJ)
国立天文台 天文情報センター 暦計算室

国立天文台が推算した国民の祝日や二十四節気、日食・月食といった翌年の暦は、毎年2月に暦要項として発表しています。具体的に月日が決まっていない国民の祝日のうち、春分の日および秋分の日は暦要項で提示します。2015年の春分の日は3月21日、秋分の日は9月23日になりました。

5月の連休について、5月3日の「憲法記念日」は日曜日で、5月4日「みどりの日」も5月5日「こどもの日」も国民の祝日に当たることから、5月6日の水曜日が「休日」になります。9月は、9月21日「敬老の日」と9月23日「秋分の日」が国民の祝日のため、間の9月22日も「休日」に。これは、前日および翌日が国民の祝日である日は「休日」になるという「国民の祝日に関する法律」によるもので、2006年まで国民の祝日ではなかった5月4日以外では、2009年に続く2度目のケースです。

  • 2015年5月
    • 5月2日(土曜日)
    • 5月3日(日曜日、憲法記念日)
    • 5月4日(月曜日、みどりの日)
    • 5月5日(火曜日、こどもの日)
    • 5月6日(水曜日、休日)
  • 2015年9月
    • 9月19日(土曜日)
    • 9月20日(日曜日)
    • 9月21日(月曜日、敬老の日)
    • 9月22日(火曜日、休日)
    • 9月23日(水曜日、秋分の日)

日食と月食に関しては、3月20日に皆既日食、4月4日に皆既月食、9月13日に部分日食、9月28日に皆既月食が発生します。日本で観測できるのは4月4日の皆既月食で、食の最大は午後9時ごろと推算されています。
平成27年(2015)暦要項 日食・月食など - 国立天文台暦計算室

文: あおきめぐみ

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