セブン&アイ・ホールディングスは2015年夏から、7つの首長国で構成されるアラブ首長国連邦で、セブン-イレブンを展開すると発表しました。同店が中東地域に進出するのは初めて。まずはドバイ首長国でオープンし、順次拡大していくとしています。アラブ首長国連邦における運営会社の代表を務めるのは、同国のシェイク・ザイード・ビン・ソルタン・ビン・カリファ・ アル・ナヒャーン王子です。
▽ 2015年夏、ドバイにセブン-イレブンが初出店(PDF)
アラブ首長国連邦への出店は、セブン&アイ・ホールディングスの子会社であるアメリカの7-Eleven, Inc.と、アラブ首長国連邦での運営会社であるSEVEN EMIRATES INVESTMENT L.L.Cがマスターフランチャイズ契約を締結したことで実現しました。
SEVEN EMIRATES INVESTMENT L.L.Cは、5月28日にドバイ首長国で設立されました。代表者は、アラブ首長国連邦のカリファ大統領の孫に当たるザイード王子です。同社は将来的なフランチャイズ展開も視野に入れ、セブン-イレブン事業を展開していくとのことです。
2014年6月現在、セブン-イレブンは16の国と地域に約5万3000店を展開しています。