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絵本『ぐりとぐら』展、7/20から鹿児島で 今後は愛知や兵庫でも開催



朝日新聞社 - 「誕生50周年記念 ぐりとぐら展」
ぐりとぐら展(長島美術館)

展示内容は大きく3つに分けて構成されます。第1章「『ぐりとぐら』の原点」では、2匹が大きなかごを持って森へ行くという物語の始まりのシーンを、象徴的な造作物や貴重な初版本で演出するとのこと。姉妹でもある作者の中川李枝子さんと山脇百合子さんのデビュー作『いやいやえん』の挿絵原画や、『そらいろのたね』『たからさがし』など、『ぐりとぐら』が誕生するまでの作品が紹介されます。

第2章「『ぐりとぐら』の世界」では、1963年から刊行されている同作の7作品を、約70点の原画で展示。作中の“ワクワクするようなシーン”を再現した造作物とともに、絵本の世界が楽しめるそうです。第3章「広がる『ぐりとぐら』」で展示されるのは、小型絵本やかるた、海外版の絵本など。全作品が読める読書コーナーには、作品の世界を感じられる仕掛けが用意されます。

グッズは展覧会図録をはじめ、メッセージカードや折り紙セット、ハンカチ、トートバッグなどが登場しています。絵本『ぐりとぐら』シリーズも各種販売するとのことです。

入館料は一般が900円、大学生・高校生が600円、中学生・小学生が300円、4歳以上が100円。開館時間は午前9時~午後5時です。同展は今後、広島、愛知、兵庫、福島でも開催されます。

文: あおきめぐみ

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