ドラッグストアなどで販売されている「ハッカ油」には、暑い季節にぴったりのさまざまな活用方法があります。例えば、お風呂に数滴加えるとすっきりとした湯上がりに。水の入ったスプレーボトルに入れると、アウトドアには欠かせない虫除けスプレーにもなります。1本あると頼りになる、ハッカ油の便利な使い方を紹介します。
■ 火照った体にひんやり……ハッカ油の活用方法
▽ ハッカの役割|株式会社北見ハッカ通商
▽ 夏をクールに乗りきる「ハッカ油の15の使い方」 : earth in us.
数滴のハッカ油を水に加えたり布に染み込ませたりすると、主に以下のような使い方ができるそうです。
- 体のクールダウン
- リラックス効果
- 虫除け
- 口臭・消臭対策
- 花粉対策
水を入れたスプレーボトルにハッカ油を5適加えると、制汗スプレーとして利用できます。化粧水に1滴混ぜれば、ひんやりとして毛穴を引き締める効果が期待できそうです。暑くて寝苦しい夜は、耳の裏などに塗っておくとクールダウン効果で寝付きやすくなるそう。コップ1杯の水に3滴加えて口をゆすげば、ミント効果で口がすっきりします。
▽ 株式会社北見ハッカ通商
■ トイレやキッチンの消臭剤
▽ ハッカ油の使い方 - 消臭剤や入浴剤にもなるオススメ使用法を紹介! | マイナビニュース
▽ ハッカ油の季節、今年も来ました - インターネットの備忘録
トイレの匂いが気になる場合は、布製のティッシュペーパーホルダーに数滴染み込ませておきましょう。エタノールにハッカ油を数滴混ぜると、消臭剤にもなるそうです。
また、スプレータイプをキッチンのゴミ箱に吹きかけておくと、生ゴミ臭が抑えられるとのこと。ふたを開ける度にミントの香りが漂い、雨の日やじめっとした季節でも不快感が軽減できそうです。フローリングの床を水拭きする際は、雑巾にハッカ油を少し染み込ませると、床を拭いた後にほのかな香りが感じられます。
■ 蚊やブヨに効果的! スプレーボトルに入れて虫除けに
▽ 【保存版】プロの駆除業者監修「ゴキブリを二度と部屋に出さない!」完全G対策マニュアル
▽ http://www.taiyo009.com/eco/nichiyou/144/
出来れば遭遇したくないゴキブリにも、ハッカ油は効果的。ゴキブリはミントの香りを嫌うので、玄関や窓のサッシなど、気になる所に振り掛けておくと忌避効果があるそうです。殺虫剤と比べると効果は薄いため、何度も殺虫剤を撒くのは抵抗がある場合に補助的に使用しましょう。
キャンプや登山などのアウトドアでは、蚊やブヨにも注意が必要です。そんなときは、ハッカ油と消毒用エタノール、水を混ぜて薄めた虫除けスプレーを作ってみましょう。肌に塗るだけでなく、窓の網戸に振り掛けておいても虫が寄ってこなくなるそうです。
■ 付けすぎると肌がヒリヒリ 使用の際に気を付けること
▽ ハッカ油を使ってみて感じた気をつけたいポイント3つ - インターネットの備忘録
さまざまな効果があるハッカ油ですが、使用の際は「熱中症」と「付けすぎ」に注意しましょう。ハッカ油を塗ると“ひんやり感”を得られますが、体内の熱が放出されているわけではないので、過信すると熱中症の原因になります。
水で薄めずに肌に直接付けると、肌が弱い人にとってはヒリヒリする可能性があります。付けすぎると体が震えるほどひんやりしてしまうそうなので、量には十分気を付けましょう。