夏になると、ひんやりとした麦茶がより一層おいしく感じられます。市販されている麦茶パックを使って、味や香りをもっと楽しんでみましょう。懐かしの味わいを再現した作り方や、ラテやゼリーにアレンジするレシピを紹介します。
■ 市販のパックで作る水出し麦茶
<麦茶パックを水に約2時間浸す>
▽ http://www.ishigakifoods.co.jp/page011.html
「フジミネラル麦茶」を販売する石垣食品によると、味と香りを楽しむためにも、麦茶パックは水に浸してから約2時間は置くといいそうです。また硬度の高いミネラルウォーターを使うとにごりの原因になるため、硬度の低いミネラルウォーターを推奨しています。
<昭和の麦茶の味わいを再現>
▽ NHK ガッテン!
NHKの情報番組「ためしてガッテン」のサイトでは、麦茶パックを使った“昭和の麦茶”の作り方を紹介。煎(い)った粒麦をじっくり煮出して作っていたという昔懐かしい味わいを、麦茶パックで再現しています。
入れ方のヒントはコーヒー。お湯を少量ずつかけて粒を膨らませる“蒸らし”という技を、麦茶パックでも応用します。やり方は、麦茶パックにお湯をかけ、ひたひたにして1分待つだけ。その後、普段通りに水出しするといいそうです。
<おいしく飲める賞味期限は?>
▽ 全国麦茶工業協同組合
▽ お探しのページまたはファイルは見つかりません。
▽ 水出し麦茶の衛生に関して - Togetter
麦茶は茶葉を原料とするお茶に比べて傷みやすいため、家庭で作る際は保存方法に気を付けましょう。冷蔵庫に入れ、1日~2日で飲み切るのが理想です。容器は耐熱性があって密封できるものを選び、事前に熱湯消毒しておきます。入れ替える際のこまめな洗浄も重要です。
■ ラテにゼリー……麦茶のアレンジレシピ
▽ http://www.hakubaku.co.jp/mugicha/recipe.html
上記のエントリーでは、麦茶を使ったさまざまなアレンジを紹介しています。「麦茶の炭酸ジュース割り」は、麦茶をコップの半分まで注いで、炭酸飲料を注ぎ足すだけ。好みでライムやレモンなどを添えると、さっぱりとした後味を楽しめそうです。
アイスの「麦茶ラテ」は、鍋に水と麦茶パックを入れて沸騰させ、弱火で10~12分ほど煮出してから黒糖を入れて溶かします。出来上がったら氷を入れたグラスに注ぎ、牛乳を加えて軽く混ぜましょう。水の割合を増やすと麦茶オレにもなります。煮出した麦茶にゼラチンや砂糖を加えて冷やせば、「麦茶ゼリー」が完成です。
Title Photo by Tatsuo Yamashita