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約23万円で実現する宇宙葬「ソラエ」 最後は大気圏に突入して“流れ星”に



宇宙葬Sorae-ソラエ 28.5万円で、宇宙のお葬式。

ソラエは、遺灰が入った専用カプセルを人工衛星に配備し、ロケットで宇宙まで運んで散骨する宇宙葬サービスです。人工衛星の収容量によって参加者数が制限されているため、先着順で申し込みを受け付けています。

まずはWebサイトの専用フォームで仮予約を済ませ、アメリカから届けられるカプセルに遺灰を約1g入れて返送します。打ち上げはアメリカ国内の宇宙基地で実施。人工衛星は軌道まで運ばれた後にロケットから分離され、地球の周りを3ヶ月から数年にわたって周回した後、大気圏に突入して燃え尽きます。

カプセルには、希望のイニシャルを最大3文字まで刻印できます。打ち上げの様子はネット配信されるほか、その様子を撮影したプロによる映像がプレゼントされます。移動費などは実費になるものの、現地での打ち上げを見学することも可能です。宇宙を漂うカプセルの位置は、スマートフォン向けアプリで追跡できます。宇宙ゴミを生み出さないよう配慮しているため、カプセルは大気圏に突入する際に“流れ星”となって燃え尽きるとのことです。

宇宙葬Sorae-ソラエ 22.9万円で、宇宙のお葬式

斬新な葬送サービスの内容に、はてなブックマークのコメント欄には「『流れ星になる』って表現だとちょいロマンチックに響くね」「軌道エレベーターを実用化して、遺体を大気圏突入で焼く流星葬が出来ないもんか、と思ってる。葬式は夜に開催して故人の流星をみんなで見るの」などの感想が集まっています。また同サービスをマンガで解説したページにも多くの反応が寄せられており、さまざまな仕掛けを組み込んだ内容に「まさかの展開にびっくりした」「しかけ絵本ぽくてよい」といったコメントが投稿されています。

http://sougi.minrevi.jp/kikaku/space/

文: あおきめぐみ

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