冬場はマフラーやウールのコート、ダウンジャケット、ブーツなど、寒さ対策をしっかりして出かけます。けれど、暖房が強く効いている電車やデパートの中では、少し暑く感じることもありますよね。そんなとき、夏場よりも汗のにおいや蒸れが気になることはありませんか? 冬の汗のにおいを侮ってはいけない理由と、汗対策を紹介します。
■ 冬の汗は夏よりにおいやすい!?
▽ 冬も汗対策 厚着の下意外と… : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)
読売新聞の医療サイト「yomiDr.」の記事では、冬にかく汗は夏にかく汗よりもにおいやすい、という医師の見解が掲載されています。冬に汗をかくイメージは薄いですが、実は体温を維持しようとして代謝が上がるため、夏よりも汗をかきやすいそうです。
そんな冬の汗のにおい対策として、次の方法が紹介されています。
- 制汗デオドラント商品を使う
- 帰宅後、脱いだ衣類はハンガーにつるしておき、汗の湿気を取ってからクローゼットにしまう
- 衣類をブラッシングし、においの元になるほこりを取る
- 浴室の湯気の中につるしてにおい成分を蒸発させる
- 汗を吸収・蒸発させやすい下着を着る
- 屋内に入る前にコートを脱いでおく
■ 冬の汗のにおい対策
わきが多汗症治療などを行う「五味クリニック」の院長が、冬の汗のにおいについて詳しく紹介しています。冬の汗のにおいを抑えるポイントは、動物性たんぱく質や高カロリーのものを控える、濡れた布やシートで早めに汗を拭く、通気性のいいインナーを着る、入浴で汗を積極的にかいて汗腺を使うなど。普段の生活の中で、ちょっと気を付けるだけで実践できることばかりです。
■ ブーツのにおい対策
▽ これでいつ脱いでも安心! ブーツの臭い対策はどうすればいいの? | CHINTAI情報局
冬場に特に気になるにおいといえば、ブーツ。夜、帰宅後にブーツを脱ぐと、ぷ~んとにおうことがありませんか? こちらのエントリーでは、ブーツのにおい対策が紹介されています。足そのもののにおいケアと同時に、毎日同じブーツを履かない、脱いだ後は陰干しする、こまめにインソールを取り替えるなどの工夫をしてみましょう。
冬場は汗とは無縁と思っていると、知らず知らずのうちににおいを発してしまっている可能性も! 衣類や肌、靴などいろいろな面でにおい対策をして、清潔で快適な冬を過ごしたいですね。
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