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買いためた乾電池の使用期限を確認しよう -【はてなの風景56】



あれから、今日でちょうど4年経った。

「俺は、例の日に電気屋で働いていた」という投稿者です。地震の翌日から乾電池がよく売れたといいます。当時は災害時の備蓄として飲料水やインスタント食品、乾電池などが買いだめされていました。この投稿が伝えようとしているのは「乾電池にも使用推奨期限がある」ということです。期限を過ぎても使えますが、性能が劣化したり液漏れしやすくなるとのこと。アルカリ、マンガンなど種類にもよりますが、2~10年と幅があり、本体に表示されています。

もちろん飲料水、インスタント食品にも賞味期限はあります。当時買い込んだ備蓄品をあらためて点検し、必要があれば買い直し、万が一の備えを新たにしましょう、という匿名の呼びかけでした。このトピックについての考えを深めるために、はてなブックマークのコメント欄の感想を引用しておきます。


「人間の興味の賞味期限は、電池より、短い」

「政府公報のCMはこういうのを流すべき」

「一番怖いのは電解液が露出して二酸化炭素に触れて白くなる『液漏れ』。触るとやけどを引き起こしたり火事の原因になったりする」

「私も一時期、備蓄用として、賞味期限が1年ぐらいのお菓子を買い込んでいたけど、3日以内に使い果たされる事件が頻発して体重が増えたので断念した」

「あの頃は首都圏で買い溜めも流行っていたよね。どこに行っても食料品は売り切れだった」

「乾電池とは関係ないけど、持ち出しザックの中のレトルト食品がことごとく賞味期限切れになってたよ。こういう人ってけっこういるんじゃないかな?」

「買いだめはしなかったけど多機能の手回しラジオは買った。一年位触ってない。ありがとう。今日使って確認するよ」


とのことでした。


Title Photo by free photos

文: 新野漸

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