オランダ生まれのキャラクター・ミッフィーの誕生60周年を記念した展覧会が、東京で4月15日(水)から始まりました。世界初公開の“ファースト・ミッフィー”から、柔らかな丸みが特徴的な現在のデザインまでを、直筆の原画やスケッチなど約300点で紹介。同展限定のオリジナルグッズは400点以上用意されており、ファースト・ミッフィーをモチーフにしたぬいぐるみも販売されます。
▽ http://www.miffy60-exhibition.jp/
絵本作家のディック・ブルーナさんが描くミッフィー(うさこちゃん)は、2015年で誕生60周年を迎えます。同展は東京での開催を皮切りに、青森、神戸、福岡、名古屋、大阪、島根を約1年半かけて巡回。展示会場は今後も増える予定です。
一番の見どころは、1955年に初めて出版された絵本『ちいさなうさこちゃん』第1版の原画。世界に先駆けて同展で初公開されます。会場には、1963年に作り直されて以降、現在も刊行されている同書の第2版の原画も展示。2作が同じ場所に並ぶのは「またとない機会」だそうです。このほか、1953年に出版された初期絵本『りんごぼうや』『きいろいことり』、ミッフィーシリーズの絵本5タイトルの原画などを展示します。
さらに、オランダと日本を舞台に展開される「ミッフィー・アートパレード」も開催。高さ180cmの真っ白なミッフィー像に、オランダと日本のクリエイターがペイントや装飾を施します。日本から参加するのは、祖父江慎さんや増田セバスチャンさんら15組。同展には全60体のうち、日本のクリエイターが手掛けた15体が登場します。
東京会場は松屋銀座(東京都中央区)8階のイベントスクエア。開催日時は4月15日(水)から5月10日(日)までの午前10時~午後8時(最終日は午後5時まで)です。入場料は一般が1,000円、大学生・高校生が700円、中学生が500円、小学生が300円。東京の次は、青森県立美術館(青森県青森市)で6月6日(土)から7月20日(月・祝)まで開催されます。