サントリー食品インターナショナルは4月17日(金)、ヨーグルトの味わいが楽しめると注目を集めた飲料水「サントリー 南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」の出荷を一時停止すると発表しました。同商品は4月14日(火)に発売したばかり。理由について、同社は「今後のご注文に対して安定的な供給量を確保出来ない」と説明しています。
▽ http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/d/sbf0273.html?rss=0000000029&infid=0000047755
「サントリー 南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」は、同社の飲料水ブランド「サントリー天然水」シリーズから発売されました。ホエイ(乳清)の乳酸菌発酵液をブレンドすることで、水のように透明な見た目と、しっかりとしたヨーグルトの味わいを実現したとのこと。ヨーグルト独特の香りを引き出す素材も厳選し、ほんのり甘く華やかな風味を引き出したそうです。
ヨーグルトの味わいが楽しめる飲料水という意外性はTwitterなどでも注目を集め、発売当初からさまざまな感想がツイートされました。反響を受け、サントリー食品インターナショナルは「発売に向けた需要想定が十分ではなく、今後のご注文に対して安定的な供給量を確保出来ない」と発表。供給体制が整うまでの間、同社からの出荷を停止すると説明しています。
同社は、3月31日に発売した炭酸飲料「レモンジーナ」についても、予想を上回る売れ行きによって出荷を停止したばかり。重なる出荷停止に「多大なご迷惑をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪するとともに、1日も早く出荷が再開できるよう、生産体制の強化に取り組むとしています。