5月9日と5月10日に世界同時開催された、Wii U専用のアクションゲーム「Splatoon(スプラトゥーン)」の“完成披露試射会”。参加者による体験レポートが、はてなブックマークでじわじわと注目を集めています。シューティングが苦手でも遊びやすい? ローラーは本当に最強武器だった? 参加者の感想とともに、スプラトゥーンの世界をのぞいていきましょう。
■ 新しい陣取りゲーム? “イカ”が主人公の「スプラトゥーン」
任天堂が5月28日(木)に発売するスプラトゥーンは、人間の姿に変身できる“イカ”を操作してインクを撃ち合うゲームです。5月9日と5月10日に開催された“完成披露試射会”では、4人対4人のチーム戦で楽しめる「ナワバリバトル」をプレイできました。エリア内でインクを塗り合い、塗った面積の多いチームが勝利するという内容です。
▽ https://www.youtube.com/watch?v=9MozufxTrb8
<シューティングが苦手な人でもチームに貢献できる>
▽ WiiU『スプラトゥーン』体験版レビュー「予想を遥かに上回る面白さ!」 | ゲーム生活はじめました
プレイ中の雰囲気が、ゲームの苦手な人が参加しにくい「初心者お断り」という空気感になっていないかを注目していたという、ブログ「ゲーム生活はじめました」のユヂユヂさん。倒した敵の数を競うわけではなく、地面に塗ったインクの面積が勝敗を左右するため、シューティングが苦手な人でもチームに貢献しやすいと感じたそうです。「このゲームのコンセプトとも言うべき部分は、実際に触ってみて見事に成功していると確信出来ました」と説明しています。
<倒されても数秒で主戦場に戻れる“スイスイ”操作>
▽ スプラトゥーン感想 完成披露試射会が楽しいので買います - あしみのゲートウェイ
ブログ「あしみの 日記」のしゅなさんは、「ゲームパッドで味方をタッチすると、タッチした位置にスーパージャンプできる」機能が便利だったと説明。このため、エリアの端を塗り尽くした後、攻防戦が盛り上がっている場所をタッチしてすぐさま応戦するといった遊び方もできます。敵に倒されてスタート地点に戻された場合も、数秒で復帰して主戦場に戻れるという仕組みが快適だったそうです。
▽ スプラトゥーン(Splatoon)のイカしてる!と思ったポイント5!完成披露試射会最高! - 新米ゲームPの白箱
ブログ「ラブライバーの世界線」のakiliverさんは、「潜って飛び出ながら壁を塗り、その塗った壁にそのまま潜って行く」といった“スタイリッシュ”な移動にはまっていたそうです。最初はジャイロセンサーでカメラを動かすことに苦労したそうですが、慣れるとジャイロセンサーでも素早く照準を合わせられたとのこと。カメラはスティックを使って動かすことも可能なので、使い比べて操作しやすい方を選んでみるとよさそうです。
<シューターにローラー……多彩な武器>
しゅなさんは、それぞれの武器を使ってみた感想もまとめています。体験版で用意されたのは「わかばシューター」「スプラシューター」「スプラチャージャー」「スプラローラー」の4種類。撃ちながらどんどん前に進めるシューターは敵を先に撃ち倒せる機敏さが印象的だったそうで、「慣れたらローラーよりも早くエリアを塗れるんじゃないか?」とも指摘しています。チャージャーは高い場所から相手を狙い撃ちできるのが楽しかったとのこと。ローラーは進むのもインクを振りまくのも楽しかったそうですが、高い所が塗りにくいのは欠点だと感じたそうです。
■ 「スプラローラー」は最強武器なのか?
▽ やっぱり面白かったスプラトゥーンとローラーというブキについて - 色々水平思考
塗る性能も高ければ、そのまま目の前の敵を“ひいて”倒すこともできる。便利で最強の武器に見えるスプラローラーですが、むしろローラーがあることで「それに対抗する戦法が検討され、スプラトゥーンならではのバランスをとる軸のような存在になっている」と、ブログ「色々水平思考」のhamatsuさんは語ります。
ローラーは同作のようなシューター系ゲームの中でも敵を狙う必要がない武器で、初心者向けではあるものの、敵からも狙いやすく“練習台”になると指摘。「使ってよし、相手してよしの優れたスプラトゥーン世界へのチュートリアルブキ、それがローラーである」と説明しています。
■ 各地でスプラトゥーンを体験!
▽ Splatoon(スプラトゥーン) | 店頭体験会 開催決定
発売に先駆け、5月23日(土)、5月24日(日)、5月30日(土)、5月31日(日)の4日間、全国各地のイベントスペースなどで店頭体験会が開催されます。会場では、試射会と同じく4人対4人のナワバリバトルが楽しめるとのこと。イベントに参加した人には、オリジナルクリアファイルがプレゼントされます。詳しい日時は上記のページをどうぞ。