神奈川県横浜市の水族館「横浜・八景島シーパラダイス」は、大きさが数mmの微小甲殻類に注目した「ミクロモンスター展」を開催します。ウミクワガタやクーマなど、奇抜な姿形をしているというエビ・カニの仲間を展示するとのこと。期間は5月16日(土)から7月12日(日)までです。
▽ http://www.seaparadise.co.jp/news/micro.php
同展は、成長しても大きさが2cmにも満たない小さな生き物「ミクロモンスター」を取り上げる企画です。展示する生物は、東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所との協同調査で収集。「生きものの展示」「キャラクターパネル展」「デジタルカメラによる観察」といったアプローチで紹介していきます。
ウミクワガタは、ミクロモンスター界の“絶対的ボス”として展示。その名の通り、クワガタのような形をしているのが特徴です。ボスの脇を固める“四天王”として挙げられているのは、ワレカラ、スベヨコエビ、ヤリボヘラムシ、クーマ。会場ではこれらの生き物をデフォルメしたオリジナルイラストとともに紹介しており、ゲームの中のモンスターに遭遇する感覚で楽しめるとしています。会場で用意されているデジタルカメラ「RICOH WG-5 GPS」のデジタル顕微鏡モード機能を使い、肉眼では見にくいmm単位の生体を確認することも可能です。
展示場所はアクアミュージアム1階の「ジンベエホール」です。