秋の味覚といえば、何を思い浮かべますか? 栗やきのこはもちろんのこと、サツマイモも外せません。おいしい調理法はいろいろありますが、シンプルに素材の味を楽しめる「焼き芋」は定番中の定番です。焼き芋といえば「石焼き芋の移動販売車」や「落ち葉でたき火」のイメージが強いかもしれませんが、コツさえつかめば、家庭でもおいしい焼き芋が作れます。サツマイモの品種によって甘みや食感が変わるので、いろいろな品種の焼き芋を食べ比べしても楽しそうですね。
■ 手軽にすぐ作りたいときは、トースターで焼き芋
紅あずまという品種のサツマイモをたくさん収穫したブログ「空想島(6畳半)」の永眠人形(id:rntriple6)さんは、トースターで焼き芋を作りました。竹串を通して焼き加減を見ながら作った焼き芋の味は「ふかし芋に近いかもしれません。でも皮が少しパリッとしていて、美味しいです」とのことです。
■ 土鍋でも焼き芋! おいしさの秘密は「低温でじっくり」
▽ 土鍋とオーブン、自宅で美味しい焼き芋を作る方法 - ひびいろいろ。
ブログ「ひびいろいろ。」のすあまこ(id:dailysuamako)さんは、土鍋で安納芋の焼き芋を作りました。長時間火元から離れられない面倒さはあったものの、弱火でじっくり1時間半かけて焼き上げた焼き芋は「今まで食べた焼き芋の中でいちばん美味しいんじゃないの?!ってほどの美味」とのこと。おいしく作るには、洗ったサツマイモをアルミホイルで隙間なくしっかり巻くのがポイントだそうです。
■ ホームクッカーなら、ほったらかしで焼き芋が完成
▽ http://sweetpotato.hateblo.jp/entry/2015/09/20/093000
手軽にさまざまな料理が楽しめる「ホームクッカー」での焼き芋作りについてブログを書いたのは「http://sweetpotato.hateblo.jp/」のはしもとあゆき(id:ayukihashimoto)さんです。面倒な火加減の調節が不要で、スイッチを入れて待つだけでおいしい焼き芋が味わえます。水分が飛びやすいため、太めのサツマイモを使うと良いようです。
■ お庭でキャンプ気分。屋外で食べる焼き芋も格別
自宅の庭での焼き芋作りに挑戦したのは、ブログ「さびときどききじ」のid:kitagawaanimalsさんです。レンガで焼き台を組んでの焼き芋作りは、キャンプのような雰囲気です。火加減にコツがあるようですが、小さな子供も一緒に楽しんで焼き芋作りができたそう。後片付けや火の始末などに手間がかかりますが、肌寒い日に外で食べる温かい焼き芋は、想像するだけでおいしそうです。
■ ほくほく? しっとり? 好みの焼き加減を狙って焼こう
▽ 芋はホイルで包むと包まないでは焼き上がりの味が違う :: デイリーポータルZ
一言で「焼き芋」といっても、ほくほくした焼き芋やしっとりした焼き芋など、食感はさまざまなものがあります。自分で好きな食感の焼き芋が作れたら便利ですよね。オーブン、トースターなど、一般的な調理家電で焼き芋を作り、食感を調査した記事がこちらです。焼き芋の断面図、焼き方によって生じた食感の違いをまとめた図などが充実しているので、好みに合った作り方を試してみましょう。
Title Photo by Mayuki Sawatari