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おうちでもできる「ぬいぐるみ洗濯」 こまめなお手入れでずっと大事に


■ まずは「洗濯できるかどうか」を確認しよう

取扱い絵表示 | 洗濯ガイド | マイカジ-Kao

洗濯の前に、まずは洗えるぬいぐるみかどうかを確認しましょう。取り扱い絵表示を確認し、水洗いOKや洗濯機OKの表示があれば洗えます。取り扱い絵表示はぬいぐるみだけでなく、衣服の洗濯でも確認する機会が多いので、どの絵表示がどのような意味なのかを知っておくと便利です。

他にも、ぬいぐるみの色落ちに注意する必要があります。タオルに水や洗剤を染み込ませ、ぬいぐるみの目立たない場所を叩いて、色落ちしないか確認しましょう。ぬいぐるみによっては、洗濯によって型崩れしてしまったり、顔のパーツが取れてしまったりすることもあります。下記のページでは、ぬいぐるみの種類別に洗濯時の注意点を紹介しています。

ぬいぐるみの失敗体験/洗濯お助け大辞典

■ ぬいぐるみを洗濯しよう

http://www.kao.co.jp/emal/wash/52.html

ぬいぐるみの洗濯方法/洗濯お助け大辞典

これらのページでは、ぬいぐるみを洗う方法を紹介しています。ひどい汚れがある場合は、先に洗剤の原液を汚れになじませておくことがポイントだそう。洗濯機で洗う際は、ドライコースを選びます。

型崩れが心配なときや、洗濯機にドライコースや手洗いコースがない場合は、手洗いがおすすめです。洗面器やおけの中でおしゃれ着用の中性洗剤を薄めた洗濯液を作り、ぬいぐるみを入れて優しく押し洗いします。手で押して軽く絞ったあと、タオルに包んで洗濯機で脱水しましょう。まずは10秒程度脱水し、触ってみて水気が多いようであれば再び脱水にかけます。乾かすときは、風通しの良い場所で陰干ししてください。取り込むときは、ぬいぐるみの中までしっかり乾いているか確認しましょう。

■ 写真で分かりやすい! ぬいぐるみを洗濯してみたブログ

ぬいぐるみ、思い切って自分で洗ってみました。 - My Style

http://kumitch935.hatenablog.com/entry/2015/07/14/222223

「くまたろう」という名前を付けて長年大事にしてきたクマのぬいぐるみを洗濯した、ブログ「http://kumitch935.hatenablog.com/」のKummy (id:kumitch935) さん。ニットを洗うときに使っているというおしゃれ着用洗剤で、優しく手洗いしています。洗濯の前後を比べると、寝ていたぬいぐるみの毛がふんわりと立ち上がり、きれいになっていることが分かります。小さなサイズのぬいぐるみであれば、こちらの記事のように洗面ボウルで洗濯をするのもいいですね。

新!ジェラトーニをお風呂に入れてあげました - 部屋とワイシャツとタカシ

http://arinco-arin.hatenadiary.jp/entry/2015/08/27/031639

ブログ「部屋とワイシャツとタカシ」のid:gossenikaさんは、よく遊園地に連れていく「じぇらお」を洗濯しています。大事なぬいぐるみなので、洗濯する前にブログなどを読み、洗濯の仕方を研究したそう。ぬいぐるみの目の割れや型崩れを防ぐため、タオルでしっかりくるんで脱水しています。記事の最後に洗濯手順がまとめられており、これからぬいぐるみの洗濯を予定している人の参考になりそうです。

■ 水洗いできないぬいぐるみは、拭いたり重曹をまぶしたりしてお手入れ

ぬいぐるみのお手入れ、汚れの洗濯、ほこり取り

水洗いできないぬいぐるみは、洗剤液で拭いたり、重曹をまぶしたりしてきれいにしましょう。こちらのページでは、水洗いできないぬいぐるみのお手入れ方法を詳しく紹介しています。いずれのお手入れ方法も、汚れを落としたあとしっかり乾かすことが大事です。

特殊な素材を使っている、サイズが大きい、取り扱い絵表示がないなど取り扱いが不安なぬいぐるみは、クリーニング店でお手入れしてもらいましょう。近くにぬいぐるみクリーニングを受け付けているクリーニング店がない場合は、宅配に対応している専門業者に依頼することもできます。

ぬいぐるみクリーニング専門のサンクリーン

ぬいぐるみ修理洗濯専門 ぬいぐるみクリーニングお直し工房

自宅でぬいぐるみを洗濯する際は、天候も重要なポイントです。ぬいぐるみの大きさによっては、完全に乾くまで数日かかることもあるので、数日安定した天候が続く時期を狙って洗濯するといいでしょう。大事なぬいぐるみを長くきれいに保つために、定期的なお手入れを心掛けたいですね。


Title Photo by Matteo Paciotti

文: 難波あこ

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