まさかの歌舞伎化で話題を呼んだ「スーパー歌舞伎II(セカンド) ワンピース」が、松竹の「シネマ歌舞伎」として10月22日(土)から全国で上映されます。映像ならではのカットをふんだんに盛り込みつつ、舞台版の魅力を凝縮しているとのこと。上映時間も2時間弱と見やすく編集されています。公開を記念し、東京・銀座三越では衣裳などを展示する期間限定イベントが始まっています。
▽ シネマ歌舞伎『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』公式サイト
「スーパー歌舞伎II ワンピース」は、尾田栄一郎さんが週刊少年ジャンプ(集英社)で連載しているマンガ「ONE PIECE(ワンピース)」を題材にした歌舞伎公演です。コミックス51~60巻に収録されている「頂上戦争編」を、現代的な手法を取り入れたスーパー歌舞伎でダイナミックに表現。主人公・ルフィを演じた市川猿之助さんは、同公演の演出も手掛けました。
2015年10月に東京・新橋演舞場で初日を迎えて以降、大阪、福岡と地方を巡り、累計で20万人を動員。2017年の再演も決定するなど、公演を終えてもなお注目を集め続けています。
シネマ歌舞伎として上映される映像版では、生の歌舞伎を見ているような美と臨場感にこだわって撮影された公演の模様が楽しめます。約3時間半の上演時間も、映像版では約2時間に短縮されているそう。チケットの当日券は一般が2,100円(税込)、学生・小人が1,500円(税込)です。
▽ https://www.youtube.com/watch?v=YYLdUfRPmJ4
映画館での公開に先駆け、銀座三越(東京都中央区)9階のテラスコートでは、同作の世界観を楽しめる「『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』の世界展」を開催。シネマ歌舞伎のダイジェスト特別映像をはじめ、ルフィの舞台衣裳4点、記念撮影ができるスタンディ、特大パネルなどを展示しています。入場は無料。10月18日(火)までの期間限定で、開場時間は午前10時30分~午後8時(最終日は午後6時閉場)です。