コンピュータ技術書籍の翻訳や企画出版を行うオライリー・ジャパンは5月19日(木)、自社で販売している電子書籍のDRM(デジタル著作権管理)フリー化を発表しました。今後は著作権法の範囲内で、印刷やテキストのコピー、注釈やしおりの追加などが自由に行えるようになります。過去に購入した電子書籍のアップデートにも対応する予定です。
▽ http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/2011/05/ann-ebook-drm-free.html
DRMフリーの対象になるのは、オライリー・ジャパンの電子書籍ストア「Ebook Store」の全商品のうち、著作権者の許可が得られたタイトルです。テキストや画像は、これまでに販売されたものと同一です。購入済みの電子書籍については、今すぐではないものの、DRMフリー対応版にアップデートする仕組みを作成予定とのことです。アップデートに関しては、準備が整い次第改めて案内するとしています。
はてなブックマークのコメント欄には、「神対応キタ!」「さすが、オライリー」「ありがたい。いよいよ端末を買わなければいけないな」など、喜びの声が寄せられています。
DRMフリー化に向けたサーバ上のプログラム変更のため、「Ebook Store」は2011年5月23日(月)に一時休止します。