毎日汗だくになりながら通勤、通学しなければいけないこの季節。気持ちよく1日をスタートするためには“汗対策”が欠かせません。大量の汗を引かせる方法、意外と知らない制汗スプレーの正しい使い方など、真夏の汗・ニオイ対策に役立つエントリーをまとめました。
■ だくだくの汗がスッと引く?
目的地に着いた途端にドッと出てくる大量の汗は、体温をうまくコントロールしてスッと引かせましょう。
▽ だくだくの汗がパッと引く! 体温をセルフコントロールする4つの方法 | ライフハッカー[日本版]
体温を効果的に下げるには、「首の後ろ」「脇」「ひざ裏」にある“リンパ節”を 冷やすのが大切です。凍らせたタオル、ハッカ油で作るミントウォーター、冷却ジェルシートなどを使って、これらのポイントを重点的に冷やしてください。
■ 汗によるニオイを解消
汗そのものを抑えるのも大切ですが、汗が原因の“ニオイ”も気になりますよね。
<汗のニオイを抑えるには?>
▽ http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/05/18/sweat/index.html
▽ http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20100630/1032244/
人間の皮膚には「エクリン腺」と「アポクリン腺」という2種類の汗腺があり、主にニオイを発生させるのは脇の下など特定の部分にあるアポクリン腺から出る汗です。この汗にはタンパク質や脂肪が含まれているため、雑菌が繁殖してニオイが発生する原因になります。エクリン腺から出る汗は基本的には無臭ですが、ストレスを感じたりエアコンなどの影響で汗腺の機能が低下したりすると、ニオイを発生させる場合があります。
汗を拭き取る、デオドラント製品を使うといった対策はもちろん、ストレスをためないことや、運動や入浴で汗をかいて汗腺を“鍛える”ことも大切です。
<間違ってる? 制汗スプレーの使い方>
制汗スプレーといえば汗対策の定番グッズですが、あなたはいつもどのタイミングでスプレーしていますか?実は制汗スプレーはニオイの元となる雑菌の繁殖を抑えるものなので、雑菌が発生した状態で使うと、本来の効果を発揮できません。入浴後など、肌を清潔にした状態でスプレーしましょう。
<汗対策に役立つグッズは?>
▽ 夏のオシャレを楽しむ前に!そろそろ気を付けたい「汗・ニオイ」対策 - はてなニュース
▽ http://news4vip.livedoor.biz/archives/51585794.html
汗によるベタつきを抑えたいなら、汗対策のために特殊加工が施された下着やタオルがオススメです。ニオイ対策には定番のデオドラント製品以外に、ミョウバン入り入浴剤や、皮膚への殺菌効果が高い石けんなども使えます。
ニオイの主な原因は、汗そのものではなく汗が原因で発生する雑菌です。まずは、“汗をかいたらこまめに拭き取る”習慣をつけましょう。
Title Photo by Thomás