美しい発色と優しい風合いが特徴の絵画「水彩画」。実は、初心者でも簡単に始められます。透明度が高く、下の色や紙の色が透けて見える「透明水彩画」の描き方を紹介します。
■ 必要な道具と描く前の準備
▽ http://www.h3.dion.ne.jp/~aqua21/gazai-nyumon.html
まずは、絵の具や筆などの画材をそろえましょう。上記のエントリーに記されている必要な道具は以下の通りです。
- 透明水彩絵の具
- パレット
- 筆
- 水彩紙
- 筆洗
- 鉛筆(HB、2B)
- 練り消しゴム
絵の具は単色で購入するより、基本の色がそろっている「セット」がオススメです。筆はラウンド(丸筆)の10号、8号、6号、4号、0号のほか、水を引くときなどに使う平筆もあると便利です。
紙は水彩画用の水彩紙を使います。ただし、紙に直接描き始めると、よれやたわみが発生してしまいます。これを防ぐには、紙を伸ばすための「水張り」という工程が必要です。「水張り」の方法に関しては、下記のエントリーに詳しく書かれています。
▽ http://www.h3.dion.ne.jp/~aqua21/mizubari.html
■ 水彩画の技法
続いて、水彩画の技法について説明されているエントリーを紹介します。
▽ http://www.h2.dion.ne.jp/~sumiko/tools_technique.htm
こちらでは、紙にきれいな水をひき、溶いた絵の具を置く「ウェット・イン・ウェット」や、ほとんど水を使わずに描く「ドライブラシ」、絵の具をしぶき状にしてまき散らす「スプラッタリング」など、基本的な技法が解説されています。
▽ Watercolor水彩画(水彩画基本の「ほ」。水彩画の描き方/遠近法と彩度、混色)
またこちらでは、基本の技法に加えて、水気を切ったきれいな筆で絵の具を拭き取る「拭き取り画法」、ナイフで絵の具をこすり取る「こすり取り画法」など、一歩踏み込んだ方法についてまとめられています。
■ 実際に書いてみよう!
では早速、水彩画を描いてみましょう。絵を描く際に参考になるエントリーと動画を紹介します。
<描く順番を知る>
▽ http://www.h3.dion.ne.jp/~aqua21/gazai-try.html
まず挑戦したいのが、水彩画教室で出される課題をもとにしたこちらのエントリーです。例題のシンプルな風景画を実際に描き、手順を身に付けます。
<空、雲、遠景の描き方>
▽ http://www.h3.dion.ne.jp/~aqua21/gazai-sky.html
こちらでは、風景画を描く際に欠かせない空や雲を表現する方法が記されています。
<風景や花を描く>
▽ 「水彩画インフォメーション」水彩画の情報ならここ。基礎から応用まで。描き方の説明、デモンストレーション動画、技法、道具。
上記のエントリーでは、初心者でも挑戦できる風景や花の描き方を紹介しています。色を乗せるコツやにじませる方法などが写真付きで分かりやすく解説されています。
<風景の中に人物を描く>
▽ 水彩動画塾 Lesson 8:風景の中の自然な人物 - YouTube
空や山など、単純な風景画に慣れてきたら、人物が入った絵に挑戦してみてはいかがでしょう。上記では、人物を風景になじませて描く方法が動画で紹介されています。
Title Photo by Demion