東日本大震災の発生から3月11日(日)で丸1年を迎えます。これを受け、関東の鉄道会社の多くが3月11日に列車の一斉停止訓練を行うと発表しています。
東日本大震災の経験を踏まえ、関東の鉄道会社が列車の停止訓練を行います。訓練は、午前10時に実施するケースと、地震発生時刻の午後2時46分に実施するケースに分かれています。「いったん停止後、速やかに運転を再開」や「約30秒間」「約1分間」など、停止時間は各社によって違います。埼玉高速鉄道は停止ではなく、速度を時速15kmまで減速させた後、通常運転に戻すとしています。訓練を実施する主な鉄道と詳細は以下の通りです。
<3月11日午前10時>
- 東京地下鉄/東京メトロ全線:約1分間
- 京成電鉄/京成線全線:いったん停止後に運転再開
- 北総鉄道/北総線全線:約1分間
- 新京成電鉄/新京成線全線:一時停止
- 京浜急行電鉄/京急線全線:約1分間
- 東京都交通局/都営地下鉄全線(大江戸線は次駅停止訓練):約1分間
<3月11日午後2時46分>
- 京王電鉄/京王線、井の頭線全線:約30秒間
- 小田急電鉄/小田急線全線:1分間
- 東京急行電鉄/東急線全線:約1分間
- 西武鉄道/西武線全線:約1分間
- 相模鉄道/相鉄線全線:いったん停止後に運転再開
- 関東鉄道/常総線全線:いったん停止後に運転再開
- 東武鉄道/東武線全線:1分間
- 埼玉高速鉄道/全線:時速15kmまで減速させ、通常運転に戻す
- 多摩都市モノレール/全線:約1分間
- 江ノ島電鉄/全線:1分間