「どうしてもこれだけは食べられない」という“苦手な食べ物”はありますか? 無理に食べる必要はなくても、健康や栄養のバランスを考えると、できるだけいろいろな食材を食べるようにしたいですよね。好き嫌いを克服した人からのアドバイスや、子どもの好き嫌いをなおすヒント、納豆や魚といった“苦手食材”を食べやすくするアイデアレシピを紹介します。
■ 好き嫌いしてしまうのはなぜ? どうやって克服した?
下記のエントリーでは、“好き嫌い”にまつわるアンケート調査の結果を紹介しています。
▽ http://www.tepore.com/user/research/enquete/result/res_0163.html
最も多くの人が苦手な食べ物として挙げているのが、独特の風味に好みが分かれる「発酵食品」でした。そのほかには、「魚類」「根菜・葉菜以外の野菜」「貝類」なども苦手な人が多い様子。苦手な理由は「匂い」「味」「食感」などのほかに、「お腹を壊したことがある」「気分が悪くなったことがある」といった“過去に食べた際のトラウマ”も影響しています。
「苦手な食べ物を克服した」という人にその理由を聞いてみると、「大人になって味覚が変わった」「食べてみたら意外と平気だと分かった」「調理法や味付けを工夫した」などの回答が集まっています。中には、「お酒を飲むようになってから食べられるようになった」「一人暮らしでわがままがきかなくなった」といった意見も。食生活や環境の変化とともに、それまでの好き嫌いにも変化が現れるようです。
■ 子どもの好き嫌いを克服するアイデア
成長期の子どもたちにとって、栄養バランスのとれた食事は欠かせません。
▽ 子どもの好き嫌いに対処する賢いオトナの食べさせ方 | ライフハッカー[日本版]
▽ http://nanapi.jp/6900/
▽ くららネット - わたしと、わたしたちの暮らしの玉手箱
何でも大人の真似をしたがる子どもたちは、“大人が食べている様子”に敏感です。まずは一緒に食事をする際に、まわりの大人が“おいしそうに”食べましょう。「牛乳を飲むと骨が強くなるよ」など、その食材の良さを語りかけながら食べることも大切です。子どもたちの苦手な食材がある場合は、細かくして分からないように料理に混ぜてみましょう。野菜が嫌いな子どもたちには、プランター菜園などで“自分で育てて食べる楽しさ”を教えてあげるのもいいですね。
■ 苦手な食べ物を克服するレシピ
最後は、大人でも子どもでも苦手な人が多い食材の“克服レシピ”です。
<納豆>
▽ 混ぜ方ひとつで味が変わる!?「納豆」をもっと美味しくするレシピ - はてなニュース
▽ 納豆嫌い克服!じゃがチーズもっちり納豆 by nao2008 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが320万品
▽ 納豆の好き嫌いをなくす「納豆揚げ」の簡単レシピ | nanapi [ナナピ]
▽ 納豆が苦手な人でも食べられるような、納豆レシピってありますか?(回答が古い順)|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)
美容や健康にいいと分かっていても、独特の匂いやネバネバ感が気になる「納豆」。“納豆くささ”を感じさせないよう、ニンニクやチーズなど他の食材と合わせたり、焼く、揚げるといった調理法で食感を変えるのがオススメです。
<魚>
▽ 今年の秋の味覚はコレ 安くて美味しい「イワシ」を味わい尽くすレシピ - はてなニュース
魚の臭みが苦手な人は、チーズやカレー粉、ガーリックなどで味付けした“パン粉焼き”に挑戦してみてはいかがでしょう。カリカリした食感がクセになる一品です。
<野菜>
特に子どもに好き嫌いが多い野菜は、細かく刻む、すりおろす、よく煮込むなどして食べやすく工夫してみてください。少しずつ、食べられるように慣らしていきましょう。
実は「食わず嫌いだった」というケースも意外に多いようです。苦手意識をなくすには、“楽しく、おいしく食べる”ことが何より大切ですね。
Title Photo by blah blah blah