石川さゆりさんのニューシングル「暗夜の心中立て」が、4月2日(水)に発売されます。カップリング曲の「名うての泥棒猫」も含め、作詞・作曲を担当したのは椎名林檎さんです。
▽ 石川さゆり X-Cross- 特設サイト / TEICHIKU RECORDS
コラボレートのきっかけは、2011年に放送された「第62回NHK紅白歌合戦」でした。舞台裏で初めて会話を交わした2人は、「いつか一緒に何か作ることが出来たら」と話し合ったそうです。
石川さんは椎名さんの魅力とコラボの経緯について、「椎名さんは素晴らしい楽曲を書いて、しかもそれを自分の身体を使って、ビジュアルでも表現されてきた。常に“生きた”音楽性を提示している彼女の魅力に、どこか自分と同じ“匂い”を感じていました」とコメント。一方椎名さんは「さゆりさんは、歌はもとより、破格の高性能アンテナの持ち主。しかもこれ程のキャリアなのに、会えば会うほど好きになってしまうお茶目さ、愛らしさまでお持ちでいらして。気付けば仕事を忘れ、純粋にその鮮やかさを楽しんでいる私がいました」と話しています。
YouTubeでは、「暗夜の心中立て」のショートバージョンを公開しています。
▽ http://www.youtube.com/watch?v=J4VkkqhvX0o&
石川さんは2010年ごろから、さまざまなアーティストとコラボした「X -Cross-」プロジェクトを展開しています。2012年9月には、くるりの岸田繁さん、THE BOOMの宮沢和史さん、奥田民生さんらが楽曲を提供したアルバム「X -Cross-」を発売。ジャケットのイラストを荒木飛呂彦さんが手掛け、話題を集めました。椎名さんとのコラボは同プロジェクトの最新作です。椎名さんは「名うての泥棒猫」で、ハーモニーボーカルも担当します。