行楽やお出かけのお弁当に、おにぎりを作ってみませんか? ふっくらとした三角おにぎりは、握り方を少し工夫するだけで誰でも簡単に作れます。おにぎりに合うごはんの炊き方や、俵形、丸形など基本の握り方をまとめました。しょうゆの香ばしさを堪能できる、シンプルな焼きおにぎりの作り方も紹介します。
<下準備>
▽ おにぎりの作り方 | 伯方の塩® | 伯方塩業株式会社
おにぎりに使うごはんは、少し硬めに炊くのがポイント。新米の場合は水を少なめにしておきます。炊き上がったら、おにぎりを作る分量をボールなどに移し、軽く混ぜて余計な水分を飛ばしましょう。
手のひらを水で濡らしてごはんを握る際、水の量が少ないとごはん粒が手のひらに付き、多すぎると形が崩れやすくなってしまいます。握りながら適切な水の量を調整していきましょう。塩はごはんに混ぜるのではなく、手のひらに付けておくと、食べたときに塩味が効きやすくなります。
<三角形、俵形、丸形のおにぎり>
基本の三角おにぎりは、手のひらと指で三角形を作り、手の中で回しながら形を整えます。俵形にするときは、ごはんの端が平らになるように指で押さえながら、手のひらで回して形を整えます。丸形は、団子を作るようにころころと手のひらで転がすと出来上がり。いずれも、少し放り投げるくらいの要領でリズミカルに握ると、崩れないくらいの強さで握ることができるそうです。ふっくらと仕上げたいなら“握りすぎない”のもポイントです。
<動画で見る握り方>
より分かりやすい握り方は、料理教室のABCクッキングスタジオが公開している以下の動画で見られます。
▽ https://www.youtube.com/watch?v=9EoQS2BjeKw
動画では、中に具材を入れた三角おにぎりの握り方を紹介。手のひらにごはんを乗せたら、真ん中にくぼみを付けて具材を入れ、包むように三角の形を作ります。手前に転がすように3~4回握ると、ふわっとした食感に仕上がります。俵形では、ごはんの両端を指で平らにしながら、リズミカルに手のひらで転がしていきます。
<香ばしいシンプルな焼きおにぎり>
▽ 焼きおにぎりのレシピ/作り方:白ごはん.com
上記のサイトには、おにぎりにしょうゆを塗って焼き上げる、シンプルな焼きおにぎりの作り方が掲載されています。焼き方は「コンロの直火で作る方法」と「トースターで作る方法」の2つを紹介。おにぎりは好きな形で作ります。後でしょうゆを塗るため、塩は付けずに握りましょう。
コンロで作る場合は、焼き網を火にかけて熱し、キッチンペーパーなどにサラダ油を含ませて表面に少し塗っておきます。火加減は弱火にして、おにぎりの方向を少しずつ変えながらじっくり時間をかけて焼きましょう。表面に少し焼き色がついて、パリッとするくらいまで両面を焼いたら、濃口しょうゆとみりんを2:1または3:1で合わせたものを塗り、焼き網に戻します。しょうゆが乾くまで焼いたら、またしょうゆを塗って焼く、という工程を3回繰り返すと、香ばしいしょうゆの味が染み込んでいくそうです。
Title Photo by Joey