JR東日本は4月14日(月)、JR渋谷駅の改良工事に伴う準備工事の着手について発表しました。内容は、作業ヤードの整備や埼京線連絡通路の改修工事など。2015年度から実施する改良工事では、埼京線と山手線のホーム並列化や、コンコースの拡大などが予定されています。
▽ JR渋谷駅改良工事の準備工事着手について(PDF)
JR渋谷駅では、改良工事の本体工事着手に向けた事前段階として、準備工事を行います。作業ヤードの整備や埼京線の連絡通路の改修工事、線路仮受工事などが予定されています。JR東日本は準備工事と並行し、2015年度の本体工事着手を目指した調整を図っていくとしています。
改良工事では、乗り換えの利便性向上を目的とした、埼京線ホームと山手線ホームの並列化および山手線ホームの1面2線化を計画。さらに、コンコースの拡大、バリアフリーの拡充、東西を横断する自由通路の整備などを予定しています。
渋谷駅周辺では2010年度から、国際的な観光文化都市を目指す「渋谷駅街区土地区画整理事業」が進められています。工事の施工期間は2026年度までの予定。計画には「銀座線移設」「渋谷川移設」なども含まれています。
▽ SHIBUYA FUTURE|渋谷駅街区土地区画整理事業
2016年ごろの東口地下広場の予想図