広大な館内で数えるほどの店舗しか営業していないとして話題を集めた滋賀県守山市の大型ショッピングモール「ピエリ守山」が、12月中旬に再オープンします。主要な入店ショップはH&M、ZARA、GAPなど。さらに国内外のアパレル・雑貨店など全体で約150店舗が入店するほか、アウトドアライフをコンセプトにした体験型付帯施設を併設します。
▽ [レイク&ハッピーサイドモール] PIERI(ピエリ)守山|滋賀県守山琵琶湖沿いショッピングモール
▽ ピエリ守山 商業施設計画に関するお知らせ(PDF)
新たなスタートを切るピエリ守山のオープン日などは、総合不動産デベロッパーのサムティが9月12日付で発表しました。運営会社は、ショッピングモール「モラージュ柏」などを展開する双日商業開発に決定。テナントは滋賀県初出店を含む外資系ファストファッションの大型店舗を中心に、地元・滋賀県の食物販や飲食店舗などを誘致します。入店一覧には9月12日時点で、H&M、ZARA、Bershka、Stradivarius、GAP、Old Navyが並んでいます。
さらに琵琶湖湖岸というロケーションを生かし、アウトドアライフをコンセプトにした体験型付帯施設も併設。リゾートのような雰囲気でショッピングを楽しめる、新しいコンセプトの商業施設としての再生を目指すとのことです。
ピエリ守山は、2008年9月に開業した大型ショッピングモールです。オープン当時には約200のテナントが入店していたものの、2013年9月の時点では約10店舗まで減少。ネット上では、“過疎化”した店内の様子を捉えた写真やレポートが話題を呼びました。その後、ピエリ守山の再生を図るべく、投資事業を行うマイルストーン ターンアラウンド マネジメントの子会社とサムティが共同出資。後にサムティの単独出資となり、「ピエリ守山をより魅力的な商業施設として再生させる」と発表していました。