小説でありパズルでもある。アメリカの作家ジェイムズ・フレイさんとニルス・ジョンソン＝シェルトンさんによる共著『エンドゲーム・コーリング』が、10月7日（火）に発売されました。ストーリーには、文中に埋め込まれた数字やイラストを使ったパズルが含まれており、世界30ヶ国で同時に展開します。今後はGoogleによるソーシャルゲーム化や、20世紀フォックスによる映画化が予定されています。
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エンドゲーム・コーリングは世界の遺跡を舞台に、世界中から集まった12人の若い男女が「ENDGAME（エンドゲーム）」と呼ばれるゲームに挑戦するストーリーです。ストーリーを読み進める中で、パズルを解く楽しみもあるようです。サイトにも、暗号らしき意味深な文字が掲載されています。
パズルを解くことで“隠された鍵”の場所を知ることができます。その鍵を使えばアメリカ・ラスべガスにあるカジノホテル「シーザーズ・パレス」に10月17日（現地時間）から展示される、50万ドル相当の金塊が入ったケースを開けることができるそうです。パズルは今後、位置情報ゲーム「Ingress」で知られるGoogleの社内スタートアップNiantic Labsが開発するソーシャルゲームとも連動する予定です。
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2016年には、20世紀フォックスの制作チームによる映画も公開予定です。登場人物12人のTwitterアカウントも用意されており、多様なメディアを横断するプロジェクトであることがうかがえます。
書籍版は10月7日（火）に世界同時発売され、日本では電子書籍版も同日に配信が始まりました。価格は書籍版が1,600円（税別）、電子書籍版が1,500円（税別）です。
ENDGAME ‐ THE CALLING エンドゲーム・コーリング
- 作者:ジェイムズ・フレイ,ニルスジョンソン=シェルトン
- 出版社/メーカー: 学研マーケティング
- 発売日: 2014/10/07
- メディア: 単行本
